中央大学ボランティアセンターの公認学生団体の学生が8月~9月に東北、熊本でのボランティア活動を実施

中央大学

中央大学ボランティアセンターの公認学生団体の、「はまぎくのつぼみ」「はまらいんや」「面瀬学習支援」「チーム女川」「チームくまもと」は、8~9月の夏季休暇を利用して、東北や熊本でのボランティア活動を実施。学生による東北での活動は今年で7年目となる。  中央大学ボランティアセンターは、東日本大震災で被災された地域を継続的に支援する学生団体が情報を共有しながら、大学としての一体感を持って活動ができるよう、2012年4月に「被災地支援学生団体ネットワーク」を設立。その後、熊本地震の被災地や多摩地域にも活動の幅を広げ、2017年には「ボランティアセンター公認学生団体」と名称を変更して活動を続けている。  このたび、その登録団体の学生らが、夏季休暇を利用して岩手県、宮城県、熊本県での活動を行う。内容は下記の通り。 ■ 「はまぎくのつぼみ」 延参加人数:28名 活動内容:  「はまぎくのつぼみ」の活動場所である岩手県宮古市は、東日本大震災での被害の大きかった市町村の中でも東京からの距離が遠く、支援が届きにくいため、「大学生」という立場だからこそできるコミュニティ支援を継続的に行いたいという思いで活動を始めました。  今回の活動では、(1)災害公営住宅のコミュニティ支援、(2)学童保育支援、(3)田老地区でのフィールドワーク「学ぶ防災」、(4)宮古市市役所・宮古市社会福祉協議会の方々からのヒアリング、(5)年に数回開催している「岩手県支援物産展」で販売をさせていただいている商品の製造元への企業訪問、(6)学生交流会 の6つを目的に活動します。 活動場所:岩手県宮古市津軽石地区、鍬ヶ崎地区、田老地区 スケジュール: ・8月11日(土) 企業訪問、田老地区での防災ツアー ・8月12日(日) 学生交流会参加 ・8月13日(月) 宮古市役所でのヒアリング、津軽石学童での交流 ・8月15日(水) 田老地区での防災ツアー、津軽石地区夏祭り(コミュニティ支援) ・8月16日(木) 津軽石地区夏祭り、津軽石地区に関するヒアリング ・8月17日(金) 企業訪問 ・9月12日(水) 企業訪問、田老地区での防災ツアー ・9月13日(木) 鍬ヶ崎学童での交流(子どもたちへの学習支援)、社会福祉協議会でのヒアリング ・9月14日(金) 企業訪問、消防署でのヒアリング ■ 「はまらいんや」 延参加人数:9名 活動内容:  「はまらいんや」は、「人・地域・暮らしに焦点を当てた人間中心のボランティア」「住民の方々の今日を生ききる力になる」を団体の理念として掲げています。2011年12月から2016年9月までは宮城県気仙沼市面瀬地区面瀬中学校仮設住宅での戸別訪問と見守り活動を行い、その後、2017年3月より、面瀬中学校仮設住宅から移転される方の多い鶴巻二区防災集団移転団地・災害公営住宅にて、新たなコミュニティづくりが必要だという課題をもって活動を行っています。  今回の活動では、鶴巻二区での住民の方々への訪問活動を軸に、同じく訪問活動を行う生活援助員の方や地域の民生委員の方との情報共有・提供を行います。 活動場所:宮城県気仙沼市面瀬地区鶴巻二区 スケジュール: ・8月7日(火)、8日(水) 事前調査・打ち合わせ ・9月1日(土)~4日(火) 防災集団移転団地・災害公営住宅の住民の方々への訪問活動 ■「面瀬学習支援」 延参加人数:44名 活動内容:  東日本大震災発生後、宮城県気仙沼市・面瀬地区に訪れた際に、現地の方から、震災による環境の変化に伴い、子どもたちが言いたいことやしたいことを大人に伝えられず、「子どもが子どもらしくなくなった」という声を聞いたことをきっかけに、「学校とも家庭とも違う、子ども達のための第三の居場所をひらく」という団体の理念を掲げて活動しています。  気仙沼市面瀬小学校の小学生を対象に、学習指導をはじめ、子どもたちがしたい遊びを学生が共に行う「自由遊び」、子どもたちが思い思いにしたいことのできる空間づくり「ふれあい農園企画」などを、子どもたちの主体性を尊重して行います。 活動場所:宮城県気仙沼市面瀬地区 スケジュール: ・8月16日(木) 午後から上沢三区自治会館で学習支援の活動 ・8月17日(金) 午前・午後と上沢三区自治会館で学習支援の活動 ・8月18日(土) 午前は上沢三区自治会館で学習支援、午後は「ふれあい農園」での企画・自由遊び ・8月19日(日) 午前・午後と上沢三区自治会館で学習支援の活動 ・8月20日(月) 午前は上沢三区自治会館で学習支援、午後は「ふれあい農園」での企画・自由遊び ・8月21日(火) 午前・午後と上沢三区自治会館で学習支援の活動 ・8月22日(水) 午前は上沢三区自治会館で学習支援、午後は「ふれあい農園」での企画・自由遊び ・8月23日(木) 午前・午後と上沢三区自治会館で学習支援の活動 ・8月24日(金) 午前・お楽しみ会企画(流しそうめんを予定)を実施 ■ 「チーム女川」 延参加人数:15名 活動内容:  東日本大震災後、宮城県牡鹿郡女川町の大原災害公営住宅への移住によって家に引きこもりがちになったご高齢の方の「住民同士のつながりを作る」ことを課題に、コミュニティ支援を活動の中心として、住民の方々の心と体の健康につながり、住民の方々の声に寄り添う活動を行っています。  今回の活動では、大原災害公営住宅で、学生とご高齢の方との交流を深め、ご高齢の方同士の交流を形成するため、脳トレゲームや本のしおり作り、「チーム女川」の顧問である中央大学文学部の大川真准教授による講座を行います。 活動場所:宮城県牡鹿郡女川町、石巻市河北町等 スケジュール: ・8月7日(火)  10:00~11:00、女川町大原災害公営住宅でご高齢の方々と交流  16:00~18:00、東北大学川内キャンパスで同大学の学生ボランティア団体と交流 ・8月8日(水)  午前:女川町で打ち合わせ  13:00~15:00 石巻市河北町の百俵館でヒアリング、ずんだ餅作りに参加  15:30~16:30 石巻市河北町・大川小学校跡地を訪問。ご遺族の佐藤敏郎先生に案内いただく  17:30~18:30 石巻市あゆみ野にて「石巻じちれん」の方のヒアリング ・8月9日(木)  10:00~11:00、女川町大原災害公営住宅で大川真准教授による住民講座「意外と知らないお盆の基礎」 ■「チームくまもと」 延参加人数:12名 活動内容:  平成28年熊本地震の発災後、熊本県阿蘇郡西原村 小森仮設住宅に住む方たちが生活していくうえで抱えている問題を解決するためのサポートを行うため、2017年3月に活動を始めました。  今回の活動時期である8月下旬は、公営住宅への入居が予定されて数週間後のため、住民の方たちが新たな環境に身を置いて生活を始め、不慣れな部分や実際に住むまでは想定していなかった問題が起こり得ると考えています。訪問活動やイベントを実施し、住民の方と直接会話をすることを通じて、住民の方が抱えていることを把握していきたいと考えています。 活動場所:熊本県阿蘇郡西原村 小森仮設住宅、河原公営住宅、山西公営住宅 スケジュール: ・8月23日(木) 西原村の小森仮設住宅、河原公営住宅、山西公営住宅にて訪問活動 ・8月24日(金) 西原村の小森仮設住宅、河原公営住宅、山西公営住宅にて訪問活動 ・8月25日(土) 午後・西原村の小森仮設住宅にてイベント実施 ・8月26日(日) 振り返りミーティング (参考) ・公認学生団体の活動(中央大学公式サイト内関連ページ)  ホーム>社会・地域貢献 ボランティア>活動概要>被災地支援活動>公認学生団体の活動  http://www.chuo-u.ac.jp/usr/volunteer/activities/support/network/ ▽本件に関する問い合わせ先  中央大学ボランティアセンター  TEL: 042-674-3487  E-mail: chuo_volunteer@tamajs.chuo-u.ac.jp ▽取材に関する問い合わせ先  中央大学広報室  TEL: 042-674-2050  E-mail: kk@tamajs.chuo-u.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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