大東文化大学環境創造学部(東京都板橋区)は、教育・研究・実践を広く社会に開かれたものにするための自由な議論の場として「環境創造フォーラム」を毎年開催している。今年は「私たちの選択が未来を変える ~エシカル消費のすすめ~」と題して、11月22日(木)に板橋キャンパス多目的ホールで特別講演会を実施。「エシカル消費」について知り、考え、行動するきっかけとする。参加無料。事前申し込み不要。
2015年9月、ニューヨーク国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」において、人類の未来のための「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。世界のすべての人のためのものであると同時に、世界のすべての人が取り組むべき課題であり、貧困や飢餓、教育、ジェンダー、エネルギー、経済と雇用、気候、資源など、内容も多岐にわたるものです。
これらの目標を実現するためには、私たち一人ひとりが、「環境」「人・社会」「地域」に配慮された、「エシカル」な消費を意識し、選択し、行動することが重要となります。
本講演会では、第一線で活躍する専門家である一般社団法人エシカル協会代表理事の末吉里花氏が登壇。「エシカル消費」について知り、考え、行動するきっかけとしてもらうことを目指します。
◆環境創造フォーラム特別講演会「私たちの選択が未来を変える ~エシカル消費のすすめ~」
【日 時】
2018年11月22日(木) 14:00~15:30 開場 13:30
【場 所】
・大東文化大学板橋キャンパス 多目的ホール(〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1)
・アクセス方法
http://www.daito.ac.jp/access/itabashi.html
【登壇者】
講師:末吉里花氏(一般社団法人エシカル協会代表理事)
司会:鶴田佳史(大東文化大学社会学部准教授)
【テーマ】「私たちの選択が未来を変える ~エシカル消費のすすめ~」
【参加費】 無料
【事前申込】不要
(参考)
○持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)
2015年9月の国連サミットで全会一致で採択。先進国を含む国際社会全体の開発目標として、2030年を期限とする包括的な 17の目標を設定している。「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し(=人間の安全保障の理念を反映)、 経済・社会・環境をめぐる広範な課題に、統合的に取り組む。全ての関係者(先進国、途上国、民間企業、NGO、有識者等)の役割を重視している。
○エシカル消費
「人と社会、地球環境のことを考慮して作られたモノを購入あるいは消費する」という意味。世界で起きている「貧困問題」「人権問題」「気候変動」などを企業や社会だけの問題だとして目を反らすのではなく、消費者として向き合い解決するための手段。消費者も日々の買い物を通じて、世界に影響を与える力を持っていると考える。
エシカル協会では以下の項目を「エシカルな消費の理念」として掲げている。
・自然環境を損なわない/自然環境が良くなる
・社会の悪(児童労働や労働搾取など)を助長しない/社会の善(助けを必要とする人々を支援するなど)を促進する
・地域社会、地域経済を損なわない/地域社会、地域経済を応援する
▼本件及び講演会に関する問い合わせ先
大東文化大学 環境創造学部事務室
〒175-8571 東京都板橋区高島平1-9-1
TEL:03-5399-7356(環境創造学部事務室)
E-mail:tsuruta@ic.daito.ac.jp(鶴田佳史)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/