北星学園大学(札幌市厚別区)は8月9日(金)に第15回障害児教育夏季セミナー「発達が気になる子のステキを伸ばす」を開催する。これは、多くの人が知りたいと感じている「具体的支援」について、基調講演や対談等からヒントを得ることを目的として開催するもの。当日は、国立障害者リハビリテーションセンター発達障害情報・支援センター発達障害支援推進官の加藤潔氏が「発達障害のある児童生徒の具体的支援~自尊感情を下げないためにできること」と題して基調講演。また、同大社会福祉学部の田実潔教授との対談も行われる。受講料1,000円、要事前申し込み(定員350名)。
特殊教育から特別支援教育への移行が着実に進んでいる中、発達障害のある人たちに対して「どのような支援が必要であり、可能であるか」が問われている。
近年では、特別支援学校や支援学級だけではなく、通常の学級で支援を受けている発達が気になる子ども達も増えており、いわゆる発達障害のある児童生徒に学校の先生達はどのように接していけばよいのか、多くの人が「具体的支援」について知りたいと感じている。
このたび北星学園大学は、障害児教育夏季セミナーを開催。学校だけではなく、家庭や地域でできるわかりやすいコミュニケーションの方法や支援の方法を学ぶ。
当日は、講師として国立障害者リハビリテーションセンター発達障害情報・支援センター発達障害支援推進官の加藤潔氏を招請。昨年まで札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがるで発達障害のある人たちへの支援を精力的に行ってきた加藤氏が、地元・札幌での活動を踏まえ、具体的支援の方法について語る。
概要は下記の通り。
◆第15回北星学園大学障害児教育夏季セミナー「発達が気になる子のステキを伸ばす」
【日 時】 8月9日(金) 13:30~17:00(予定)(受付13:00)
【会 場】
北星学園大学図書館AB教室(予定)
(札幌市厚別区大谷地西2丁目3-1)
【アクセス】
地下鉄東西線「大谷地駅」下車 1番出口より徒歩約5分
https://www.hokusei.ac.jp/access/
※本学敷地内は十分な駐車スペースが確保できませんので、公共交通機関のご利用をお願いします
【定 員】 350名(定員に達し次第締め切り)
【受講料】 1,000円(当日受付にて支払い)
【申込締切】 7月26日(金)
【申込方法】
下記URL参加申し込みフォームに必要事項を入力の上、送信
https://www.hokusei.ac.jp/activity/hcseminor/hcseminor_form/
【対 象】 教育関係者、その他の関係者、在学生 ※一般の受講も可
【主 催】 北星学園大学
【後 援】 札幌市教育委員会、北海道教育委員会
■プログラム
●13:00 受付
●13:30 オリエンテーション
[司会] 北星学園大学 准教授 鳴海 昌江
開会挨拶・講師紹介
北星学園大学 講師 播磨 正一
●13:40 基調講演「発達障害のある児童生徒の具体的支援 ~自尊感情を下げないためにできること」
[講師] 国立障害者リハビリテーションセンター 発達障害情報・支援センター 発達障害支援推進官/元社会福祉法人はるにれの里 理事 加藤潔氏
(質疑・応答)
●15:30 休憩
●15:40 対談・事例研究「将来の進路や就労に向けて、今できる支援は何か」
・国立障害者リハビリテーションセンター 発達障害情報・支援センター 発達障害支援推進官 加藤 潔氏
・北星学園大学社会福祉学部 教授 田実 潔
(質疑・応答)
●17:00 閉会挨拶
北星学園大学教授・教職部門長 古谷 次郎
■講師プロフィール
加藤 潔 氏
【専門分野】
発達障害児者支援
【学 歴】
昭和61年3月 北海道教育大学函館校(小学校教員養成課程・国語科) 卒業
【主な著書】
・『発達が気になる子の「ステキ」を伸ばすかかわり方』 明石書店
・『発達が気になる子のステキを伸ばす「ことばがけ」』 明石書店
(参考:北星学園大学公式サイト内)
・障害児教育夏季セミナー
https://www.hokusei.ac.jp/activity/hcseminor/
▼本件に関する問い合わせ先
北星学園大学 社会連携課 障害児教育夏季セミナー 係
TEL:011-891-2731 (※平日9:00~11:30、12:30~17:00)
FAX:011-896-8311
メール:renkei@hokusei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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