企業CMランキング (通信キャリア) を発表
このランキングは、VI値とAI値をかけあわせた「VI値×AI値」の高い順に順位づけしました。これは専念視聴度合いを示す指標であり、数値が高いほどそのCMがより注視されていることを示します。
2019年4月クール 通信キャリア業界(個人全体)において、1位がKDDI、2位がソフトバンク、3位がY!mobile、4位がUQコミュニケーションズ、5位がNTTドコモという結果となりました。1位のKDDIに比べて、5位のNTTドコモは15%もの差をつけられていることがわかります。
また、同じく2019年4月クール 通信キャリア業界のMF1(男女20~34歳)を限定としたランキングでは、1位のKDDIに比べて、5位のUQコミュニケーションズは22%もの差をつけられていることがわかりました。
■注釈
- 集計対象は、2019年4月1日(月) – 2019年6月30日(日)に放送された全CMです。
- 集計対象CMは、集計期間における企業内の通信キャリアの全CM(TIME+SPOT)です。
- 集計期間内の出稿GRP(TVISION推定)が2,000GRP以上の企業が対象です。
- 小数点3位以下は四捨五入しています。
■視聴質について
- VI値(滞在度=Viewability Index)
- テレビが点いている際に、どれくらいTVの前に滞在しているかの度合いを示す。数値が高いほど、テレビの前の滞在人数が多く、滞在時間が長い。
- AI値(注視度=Attention Index)
テレビの前に人が滞在している際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。数値が高いほど、画面を注視した人数が多く、注視秒数が長い。 - VI値×AI値(専念視聴度)→本分析対象
テレビが点いている際に、どれくらいテレビ画面に人の顔が向いているかの度合いを示す。
※VI値、AI値ともに、2016年4月から2016年9月の半年間における、放送局(NHK/ETV/NTV/TBS/EX/TX/CX)の平均値を1.0としています。
- GRP(Gross Rating Point)
TVISION推定のものを使用している。CMが放送された時点のTVオン率をベースに集計している。
- 一般視聴者宅に人体認識アルゴリズムを組み込んだセンサーを設置し、顔認証システムを用いてテレビの前に人がいるか、視聴者の表情、番組のどこで画面に注目したかといった視聴態勢を判断・計測しています。2015年6月より計測スタートし、2019年9月現在、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組について、毎秒レベルで視聴質の計測を行っています。
■TVISION INSIGHTS株式会社について
TVISION INSIGHTS株式会社は、テレビの「視聴質」を計測する会社です。当社が開発した人体認識技術を用いて、テレビの視聴態勢を取得しデータ化する独自手法で、データセットを取得・蓄積・提供しています。国内では、関東エリアの800世帯・関西エリア100世帯、地上波6局7チャンネル・MXテレビ、BS8局9チャンネルの全番組を毎秒レベルで計測(2019年9月現在)。またグローバルにも拠点を広げ、ボストン・ニューヨークでも展開。米国では主要放送局が導入しているほか、日本では放送局や広告主、広告会社をはじめ70社以上が活用しています。テクノロジーとビッグデータを用いて、テレビ本来のポテンシャルを顕在化することを目指しています。
■企業概要
会社名:TVISION INSIGHTS株式会社
代表 :代表取締役 郡谷 康士
所在地:東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル6階 Inspired.Lab 内
設立 :2015年3月6日
<本件に関する報道関係のお問い合わせ先>
コーポレート:太田/冨田 E-mail:jpinfo@tvisioninsights.com