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神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)は、9月24日(火)に多言語コミュニケーションセンター(MULC)主催の講演会「声で奏でる物語―韓国『パンソリ』の世界」をクリスタルホールにて実施します。本講演会では、実際に唱者と鼓手が公演し、物語を奏でながら、パンソリの歴史や魅力をお伝えします。学生、教職員、一般の方々対象。歌と台詞の日本語字幕あり。
神田外語大学では「言葉は世界をつなぐ平和の礎」を建学の理念として、グローバルな人材、国際社会に通用する人材の育成を推進しています。本学の施設の一つであるMULC(Multilingual Communication Center)は、現地に旅し留学する感覚を味わいながら、言語と文化を学ぶユニークな空間として設立されました。本学の専攻言語をカバーした7つの言語エリアには、各々の生活文化を代表する街並みや建物が再現されており、その地域の言語文化や社会を深く知ることができます。また施設だけでなくイベントも開催され、この度のMULC講演会は19回目の開催となります。
韓国の伝統芸能パンソリは朝鮮時代末期に生まれた語り物です。一人の唱者(チャンヂャ)が太鼓の伴奏に合わせて、歌とセリフ、身振りで物語を奏でます。2003年にはその独創性と優秀性が認められ、パンソリは第2回ユネスコ「人類の口承及び無形遺産に関する傑作の宣言」に盛り込まれました。今回の講演会では、林史樹教授(アジア言語学科・韓国語専攻)が司会進行、唱者の安聖民(アン ソンミン)氏と鼓手の李昌燮(イ チャンソプ)氏が日本語解説に加え、公演を行い、パンソリの歴史や魅力をお伝えします。
◆声で奏でる物語―韓国「パンソリ」の世界 概要
【日 時】 9月24日(火) 13時10分~14時40分(予定)
【会 場】 クリスタルホール(神田外語大学7号館2階)
【対 象】 神田外語大学の学生・教職員・一般
【参加費】 無料
【内 容】
1.短歌「白髪歌」
2.短歌の説明とパンソリの説明
3.パンソリ「興甫歌」 ''南の国に帰ったつばめ~フンボ夫婦、ひょうたんを割る''場面
4.民謡「アリランメドレー」&手遊び
◆出演者プロフィール
【唱者】安聖民(アン ソンミン)
大阪市生野区生まれ。関西大学文学部史学・地理学科卒。
1998年 韓国留学。2002年 漢陽大学音楽大学院国楽科修士課程修了。重要無形文化財第5号パンソリ「水宮歌」技能保有者・南海星先生に師事し、2016年 履修者認定。2013年 第40回南原春香国楽大典・名唱部にて審査員特別賞受賞。2016年「水宮歌」完唱公演。2019年「興甫歌」完唱公演。
【鼓手】李昌燮(イ チャンソプ)
サムルノリ創立メンバーである李光壽先生に師事。一般社団法人民族音楽院代表理事。韓国で100回以上、海外で10回以上の公演に出演。2014年、サムルノリ創立者・名人李光壽サムルノリ''本郷''全国ツアー企画出演。
【司会進行】林史樹(はやし ふみき)
神田外語大学外国語学部アジア言語学科教授。
大阪生まれ。2001年、総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程を修了。国立民族学博物館外来研究員を経て、2003年から神田外語大学に着任。専攻は文化人類学。主な著書に『韓国サーカスの生活誌』(風響社)、共著に『韓国食文化読本』(国立民族学博物館)などがある。
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