昭和女子大学(理事長・総長:坂東眞理子/東京都世田谷区)は4月23日、登校できない在学生に向けて坂東眞理子理事長・総長、小原奈津子学長による講話をオンラインで配信しました。
4月の総長・学長講話は例年人見記念講堂で開催していますが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、動画配信となりました。講話では4月24日から開始予定のオンライン授業を見据えた助言を送っています。
講話の中で坂東理事長・総長は「人生や社会においては、想定外の出来事が必ず起きます。人間の価値は予定していなかった苦境に立たされた時に発揮されます。厳しい状況下でも何をすべきか、何ができるかを考えて一歩踏み出し、自分で自分を力付けてチャレンジできるかにかかっています」とエールを送っています。
また、これから開始するオンライン授業について「教員も色々な工夫をしているが、学生の皆さんも『こうした方がわかりやすい』『オンラインの場合はこうしたことを丁寧に説明してほしい』と、色々と注文を出すとよい。教員と一緒によいオンライン授業を作り上げていってほしい」と話し、学生と教員で力を合わせてオンラインでの学びを充実させる重要性を強調しています。
小原学長は「多くのプログラムを例年通りに実施できないことは非常に残念ですが、私たちだけでなく世界中が似たような状況になりつつある。私たち教職員は学生の学習の機会がなるべく損なわれないよう努力している」と語りかけました。AIが発達する社会で活躍するために高い専門性、思考力、倫理観、グローバルな視野、創造性などの素養を身に着ける重要性を語り、「1日も早く感染問題が収束して、元気に学習や活動を始められることを願う」とメッセージを送りました。
昭和女子大学では、政府による緊急事態宣言が発令されたことを受け、5月6日まで原則校内立入禁止期間としています。授業は、動画配信やZoom等のミーティングツールを活用し、オンライン上で実施します。
※講話の動画は、昭和女子大学ウェブサイトで配信しています。
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