400年の歴史で初めての試み! 奈良井宿鎮神社の神事を塩尻市観光協会がデジタル生中継 三密を避けたオンライン観光にチャレンジ
疫病を鎮めたという鎮神社の故事に因み、新型コロナウイルス感染症の早期終息を祈願
中山道随一の宿場町といわれ、当時の姿を現在もなお色濃く残す町として知られる、長野県塩尻市の観光名所「奈良井宿」では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月4日(月・祝)に予定されていた春祭りを中止とし、三密を避けながら神事のみを催行することとなりました。それに伴い、一般社団法人塩尻市観光協会(塩尻市観光協会・会長 塩原悟文)では、元和四年(1618年)、奈良井宿に蔓延した疫病を鎮めたという鎮神社(しずめじんじゃ)の故事に因み、今回実施される神事に合わせて新型コロナウイルス感染症の早期終息を祈願、その様子をデジタル生中継いたします。
<催行詳細>
2020年5月4日(月・祝) 11:00〜11:30 鎮神社にて
(当日は奈良井宿内その他の神社においても神事を行うため、開始時間は目安となります)
<参加者>
氏子総代、奈良井宿観光協会会長、塩尻市観光協会会長
<デジタル生中継、オンライン観光>
今回の神事は鎮神社400年の歴史において初めてのデジタル生中継をいたします。
例年、春祭りの実施日は帰省シーズン・行楽シーズンにあたるため、多くのお客さまにお越しいただいていましたが、今年に限っては各家庭からのオンライン観光をお楽しみいただきたいと考えています。
通常、氏子総代と神職以外は拝殿に上がることができませんが、今回はできる限り近距離からの撮影を行います。
なお、配信は当協会のFacebookページ(https://www.facebook.com/tokimeguri/)を通じて実施する予定です。
(5月1日(金)20:30に当協会のWebサイト(https://tokimeguri.jp/)および、公式SNS(上記Facebook、Twitter( https://twitter.com/info40430583))にて告知を実施いたします)
<鎮神社とは>
奈良井宿の鳥居峠側(京都側)に祀られている神社。
元和四年(1618年)、奈良井宿において「すくみ」という疫病が流行した際に、千葉県香取神宮より経津主神(ふつぬしのかみ)を迎えてお祀りしたところ、その病は鎮まったと言われている。
それ以来、鎮大明神と呼ばれ奈良井宿の鎮守とされたという。
<取材のご案内>
- ビデオカメラ、スチルカメラに関わらず撮影可能です(神事の際は現場係員の指示にしたがってください)
- 電源のご用意はありません
- 無料でご利用いただける駐車場のご用意があります(権兵衛駐車場、鎮神社より約200m)
- 参加者へのインタビューについては神事終了後としてくださいますようお願いいたします
<長野県塩尻市と一般社団法人塩尻市観光協会について>
塩尻市は、長野県中部に位置する人口6万7千人(2020年4月現在)の地方都市です。
観光地としての知名度はそれほど高くありませんが、日本随一の品質を誇るワイン用ぶどうとそのぶどうを使ってワインを作る市内17(2020年4月現在)のワイナリー、江戸時代の街並みを色濃く残す奈良井宿、漆器の町として知られる木曽平沢漆工町、日本三大遺跡の一つである平出遺跡、近年はアニメやドラマの聖地として名が知られる高ボッチ高原、テレビ番組で度々紹介されるローカルグルメ「山賊焼」など、豊かな観光資源を抱えるまちです。
塩尻市観光協会は1955年の発足以来、そんな塩尻市の素晴らしさをより多くの方々に知っていただき、一人でも多くの方々に塩尻市にお越しいただくために、塩尻市の観光事業の発展に努めてまいりました。
また2016年には一般社団法人化を行いました。