大東文化大学(東京都板橋区)はこのたび、学部生および大学院生に対して「大東学生特別支援金」として1人あたり5万円を給付することを決定した。これは、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として行われるオンライン授業の環境整備費用の補助として給付されるもの。併せて、パソコンの準備が難しいまたはインターネットがつながりにくい環境にある学生を対象に、パソコンおよびポケットWi-Fiの貸与も開始する。詳細は順次学内ポータルサイトで学生に周知される予定。
1.「大東学生特別支援金」の給付
【対 象】
学部および大学院の学生
【金 額】
1人あたり5万円
※申請方法を含め詳細については、給付の仕組みが整い次第、改めてDBポータルを通じてお知らせしますので、それまでは個別のお問合せはお待ち下さいますようお願いいたします。
2.パソコンおよびポケットWi-Fiの貸与
オンライン授業の実施に伴い、パソコンの準備が難しいまたはインターネットがつながりにくい環境にある学生を対象に、パソコンおよびポケットWi-Fiを無料で貸与する。
※両方の貸与、どちらか一方の貸与を選べます(貸与できる台数に限りがあります)。
※申請方法を含め詳細については、貸与の仕組みが整い次第、改めてDBポータルを通じてお知らせしますので、それまでは個別のお問合せはお待ち下さいますようお願いいたします。
3.学費の延納等について
期限までに学費を納入できない場合、一定期間、納入期限を延長することが可能。通常は「学費延納願」の提出が必要だが、2020年度前期については「学費延納願」を提出せずに6月30日まで納入を延期することができる(5月の連休明けに、郵便等で納入の案内を送付)。
また、後期分の納入期限は9月28日となるが、延納を願い出た場合、11月21日まで延納することが可能で、そのほか、前期分、後期分をそれぞれさらに2回に分割して納入することもできる。
学費の延納に関しては、このほかにも必要に応じて特例措置を講じていく予定。
4.その他の経済的な支援制度について
そのほか、同大独自の奨学金制度・授業料減免制度や、学園安全互助会による貸付制度、日本学生支援機構による奨学金制度、国による高等教育修学支援新制度など、さまざまな経済的支援制度が用意されている。
※詳細は、同大ホームページを参照。
https://www.daito.ac.jp/campuslife/support_expenses/ (学費・奨学金制度)
https://www.daito.ac.jp/campuslife/healthcare/mutual_safty.html (大東文化学園安全互助会)
■内藤二郎学長のメッセージ
2020年度は、波乱のスタートとなりました。4月7日に緊急事態宣言が発出されて約3週間、先が見えない状況に大きな不安を感じておられることでしょう。特に新入生の皆さんは、まだ一度もキャンパスへ来ることもできない中でこのような事態に直面し、不安ややりきれない思い、少なからぬ動揺もあるでしょう。
緊急事態宣言を受けて、本学もキャンパスおよび関連施設への入構禁止という辛い決断をせざるを得ない状況が続いています。これは何よりも学生の皆さん、そして教員、職員も含めたすべての人の安全と健康を最優先とした措置であり、また、感染の拡大を防ぐことは重要な社会的使命であるとも考えています。厳しい状況ではありますが、どうぞ、ご理解、ご協力くださるようお願い致します。
残念ながら、現状では対面での授業を行うことができません。当面は、オンライン授業を行うことになります。学生の皆さんに極力不利益が生じないよう十分に配慮しつつ、全力で準備を進めています。
教職員が一丸となって、皆さんをサポートします。慣れないことであり、さまざまな困難や戸惑いもあるでしょうが、準備を進めてください。 少しでも学生の皆さんの力になるよう、このたび大学として「大東学生特別支援」を実施します。オンライン授業の受講環境を整えるための費用の一部として活用してください。併せて、授業の受講に必要となるパソコンおよびポケットWi-Fiの貸与も開始します。必要のある方は利用してください。
このほかにも、学費の延納制度や各種支援制度などさまざまな支援の枠組みがありますので、再度確認してください。
この難局を、何とかみんなで力を合わせて乗り越えていこう、乗り越えていくんだ、いけるんだ、という信念を共有し、一緒にがんばろう!という強い思いとともに皆さんのもとに、そして心に届けば幸いです。
▼本件に関する問い合わせ先
大東文化大学 学務部学務課
メール:gakumu@jm.daito.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/