DXの推進組織「デジタルイノベーションセンター」を設立
~情報/エネルギー/モビリティの融合領域でデジタルイノベーションを推進~
● SDGsの達成と社会課題の解決を目指しAI/IoT人材を育成、デジタル技術を基盤技術に強化● 情報/エネルギー/モビリティの融合領域における新規事業創出を推進
● 4つのコア技術(メタル/ポリマー/フォトニクス/高周波)とデジタル技術でダントツ品質を実現
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区丸の内2丁目2番3号、代表取締役社長:小林敬一)は、デジタルイノベーションを推進する新組織として、4月1日付で研究開発本部内に「デジタルイノベーションセンター」を設立しました。グループ内を横断したデジタル技術の中核組織として、人材の確保・育成、製造部門の生産性・品質向上、新規事業創出に取り組んでいきます。2021年度までに100名規模とする予定です。
■背景
AI/IoTなどデジタル技術は、ものづくり、コトづくりの革新のために必要不可欠です。古河電工は、「メタル」「ポリマー」「フォトニクス」「高周波」のコア技術をもとにAI/IoTなどデジタル技術の具体的な活用を進めており、今後はさらに取り組みを加速していきます。また、「古河電工グループビジョン2030」で掲げている情報/エネルギー/モビリティの融合領域での新規事業創出においてもデジタルイノベーションを推進しています。
■内容
デジタルイノベーションセンターは、AIを駆使したコトづくり、デジタル技術によるものづくり革新を目指して活動しています。本部・営業を横断したデジタル技術の中核組織として、研究開発・ものづくり・ICT・マーケティングが一体となった活動で、デジタル・ソフトウェア基盤の整備を進めていきます。
●融合領域の価値創造
社会課題を踏まえたアプローチ領域を設定し、AIを駆使したコトづくり事業の創出に取り組みます。
●ものづくり力の強化・革新
各製造拠点からの課題を集約し、IoTによる工程の見える化、AIによる外観検査自動化、プロセス自動制御、技術伝承など、製造部門の品質向上に取り組みます。
●AI・ソフトウエア基盤技術の開発
既存組織の連携をリードし、デジタル環境の共通化、人材確保・育成、啓蒙に取り組みます。
■古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。」を基本理念に掲げて、4つのコア技術(メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波)を軸に、事業活動をしています。さらに、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、当社グループの事業領域を明確にした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定し、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。