コーヒーの倫理的な調達を考える「99キャンペーン」を、9月7日~9日に全国のスターバックスで実施
気候変動に積極的に挑むコーヒー生産地から届いたシングルオリジンコーヒー「スターバックス(R) コロンビア サンタンデール」を9月2日に発売
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社所在地:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者(CEO):水口貴文)は、深刻化する気候変動の影響に対し、積極的な対策に取り組むコロンビアの生産者から調達したシングルオリジンコーヒー「スターバックス(R) コロンビア サンタンデール」を2020年9月2日(水)に発売します。併せて全国のスターバックスでは、同商品を含むコロンビアのコーヒー2種をハイライトしながら、コーヒー生産者の暮らしや気候変動への挑戦に目を向け、コーヒーのエシカル(倫理的)な調達について考えるキャンペーンを実施。生産地から情熱のバトンを受け取った全国のパートナー(従業員)が、みずみずしい味わいと共に、生産地のストーリーを語ります。一杯の向こう側にある生産地に想いを向けること。それこそが、サステナブルなコーヒーの未来を実現する、小さくも大きな一歩になります。■豊かな自然が育むみずみずしい味わい シングルオリジンコーヒー「スターバックス(R) コロンビア サンタンデール」
スターバックスが1971年の創業当時からコーヒー豆を取り扱い、お客様と生産者とのつながりを育んできたコーヒー生産大国・コロンビア。その北中部、アンデス山脈の中央に位置するサンタンデール県から届いたシングルオリジンコーヒー「スターバックス(R) コロンビア サンタンデール」を2020年9月2日(水)より販売します。険しい地形と肥沃な土壌、深い渓谷などの豊かな自然によって作り出される、アップルを思わせる酸味と、ブラウンシュガーのような甘みが特徴です。ナッツを感じさせる風味が特長の定番のコーヒー「コロンビア」と併せ、みずみずしい2種の味わいで、ひとときのコロンビアの旅へお客様を誘います。
■商品名・価格:『スターバックス(R) コロンビア サンタンデール』250g \1,620
※本体価格(税抜価格)です
■発売日:2020年9月2日(水) ※無くなり次第終了
■取り扱い店舗:全国のスターバックス店舗 (一部店舗を除く)
■商品名・価格:『コロンビア』250g \1,140
※本体価格(税抜価格)です
■販売期間:定番のラインナップとして年間を通じて販売中
■取り扱い店舗:全国のスターバックス店舗 (一部店舗を除く)
■コロンビアのストーリーを語り、エシカルなコーヒーを考える「99キャンペーン」特別ウェブセミナーを開催
スターバックスがエシカルなコーヒー豆の購買率99%を達成したことにちなみ、毎年9月に実施している「99キャンペーン」でも、今年はこの2種のコロンビア産コーヒーにフォーカスします。2015年以降、今年で5年連続の99%の購買率達成となりました。
Photo:Atsushi Shibuya
一杯のコーヒーを通じ、コーヒーのエシカルな調達について考えるきっかけになればとの想いを込め、9月7日(月)~9月9日(水)のキャンペーン中、生産地のストーリーとともに、「99」の文字を描いたカップでコロンビアのコーヒーをご提供します。加えて、9月2日(水)~9月13日(日)の期間、上記2種のコロンビア産コーヒー豆のいずれかをご購入されたお客様を対象に、コロンビアのコーヒーを楽しむヒントや、生産地のストーリーを発信するオンラインコーヒーセミナー“More about Colombian Coffee”を開催します。
オンラインコーヒーセミナー “More about Colombian Coffee”
◆開催日時:2020年9月20日(日)15:00~15:30
※開始・終了時間は多少前後する可能性がございます
◆参加方法:My Starbucks会員登録済みのスターバックス カードで、9/2(水)~9/13(日)の期間に、下記対象商品のいずれかをご購入のお客様に、オンラインコーヒーセミナーへのご招待のお知らせをお送りいたします。
◆対象商品:スターバックス(R) コロンビア サンタンデール(250g)/コロンビア(250g) ※量り売りは除く
■コーヒー生産地における気候変動の影響
今、世界中のコーヒー生産地に大きな影を落とすのが、気候変動です。この秋スターバックスがフォーカスするコロンビアでも、その影響は日々深刻化しています。気温の上昇により、コーヒーの実や豆を食べる害虫「コーヒーベリーボーラー」が発生。また雨や干ばつの期間が長くなることで、自然なコーヒー生育のサイクルが乱れ、収穫量が激減しています。加えて、コーヒーチェリーの成熟スピードに影響を及ぼすことで、コロンビアのコーヒーが本来持つ、ナッツやチョコレートのフレーバーが損なわれるリスクも指摘されています。
■気候変動に立ち向かうスターバックスと生産者の取り組み
スターバックスは、コーヒー生産者を支援する拠点として、世界の主要なコーヒー生産国9か所に、「ファーマーサポートセンター」を設立しました。気候変動の影響に対応する、持続可能なコーヒー生産も、そのチャレンジの一つです。2012年、コロンビアにも同施設をオープン。土壌とコーヒー栽培の専門家であるアグロノミストが、コーヒーのエシカルな調達のためのガイドライン「C.A.F.E.プラクティス」*への参加をサポートし、長期的に高品質なコーヒー豆の生産を支援するため、コーヒー生産者と密に連携しています。
▲アグロノミストとコーヒー生産者
気候変動の主な対策として推進するのが、日陰を作る「シェードツリー」の植樹。コーヒーの木に直射日光が当たるのを避け、コーヒーが受ける気温の影響を調節する管理方法です。今回発売する「スターバックス(R) コロンビア サンタンデール」の故郷、サンタンデール県では9割のコーヒー農園で、シェードツリーによる日陰栽培を実施しています。
▲日陰を作るシェードツリー
加えて、害虫の防除策の指導や、水や土壌の管理なども推進。結果、コロンビア国内で11万にも上る農園(コロンビア国内コーヒー農地面積の43%)が、C.A.F.E.プラクティスの認定を受けるに至り、生産量のアップや収入の安定など、コーヒー生産者の生活の向上にもつながっています。
*コーヒーのエシカルな調達モデル「C.A.F.E.プラクティス」
コーヒー生産者および生産地域との関係を構築しながら、長期的に高品質なコーヒー豆の生産をサポートするための調達モデルで、国際環境NGOコンサベーション・インターナショナルの協力によって、2004年に導入。「品質基準」「経済的な透明性」「社会的責任」「環境面でのリーダーシップ」の4つの項目からなる。
Farmers’ Story…
コロンビア サンタンデールの生産地であるサンタンデール県の生産者で、C.A.F.E.
プラクティスにも参加している3人のストーリーをご紹介します。
https://www.starbucks.co.jp/responsibility/99/
※2020年9月2日公開予定
コーヒー生産者のストーリーや挑戦を知り、その情熱を感じながら味わうコーヒーは、いつもの一杯よりも少し特別なものになるはずです。スターバックスは、コロンビアをはじめとしたコーヒー生産地が直面する課題の解決に取り組み、世界中のコーヒー生産者の生活を持続可能なものとするため、挑戦を続けていきます。
◆スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社 https://www.starbucks.co.jp/
スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社は、1996年に東京・銀座に日本第1号店を開業。現在、全世界83か国で32,000店舗以上、日本全国47都道府県において1,581店舗 (2020年6月末時点、ライセンス店舗を含む)のコーヒーストアを展開しております。「人々の心を豊かで活力あるものにするために—ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」をミッションに掲げ、約4万人のパートナー(従業員)が、一杯のコーヒーを通じて、人と人とのつながりと心あたたまるひとときを提供しております。2019年2月28日には、世界5拠点目となる「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」をオープンしました。