クリエイター支援、及び若手の才能発掘のための活動「FILM@HOME project by STARBUCKS ✕ VIDEOGRAPHERZOO」10人の映像制作者決定と全作品同時公開!
映像公開ページ:https://www.starbucks.co.jp/videographerzoo/
今回の活動について、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社の代表取締役最高経営責任者(CEO)の水口貴文は、「このような活動を多くの人が知り、クリエイターたちの新たな道が開けること、そして様々な形でこの取り組みが広がっていけばとても嬉しい」と、自らが始動を進めた本プロジェクに込めた想いを語りました。
■未来へとつながる活動を、積み重ねていく
映像公開ページ:https://www.starbucks.co.jp/videographerzoo/
■制作者の方々のコメント
2020年、僕のスケジュールは4月以降白紙になり、それは周りのクリエイターにも同じように起こった。アートは不要不急、それでも人は創る事を止められない。今回のプロジェクトを通じて、当たり前だった日常や創る事の尊さを、自分を含む多くの人がゆっくり取り戻して行くことを願います。改めて今回このようなプロジェクトに参加出来た事を嬉しく思います。
YUKI INOMATA氏(Boy meets Girl 〜恋人までの新距離〜)
思えば・・・企画を書きながら、撮影現場にも、編集中のデスクにも、いつもコーヒーがありました。「コーヒー」と「ムービー」は最高の相性で、「コーヒー」と「ディスタンス」は、ビデオグラファー達にとって極上のお題であります。制作活動にサポートいただき、更には私たちのクリエーティブな脳をコーヒーの香りで目覚めさせてくれました。FILME@HOME、コーヒーと一緒に、とても楽しい時間を過ごせました!
冨田直樹氏(He was my cream, and I was his coffee)
この度は素敵な企画に参加させて頂きありがとうございました。物理的に移動できないことで、この春以降に予定していたプロジェクトがほぼなくなり、どうしたものかと思っていましたが、そんな中でもFILME@HOMEということで、自宅でできることをやり続けるクリエイターの方々には刺激を頂きました。自然と家でコーヒーを飲む機会も増えたのですが、普段は混ざった状態で手にするラテの、コーヒーとミルクの混ざる瞬間がこんなにも面白いということに気がつき、、、今回はその様子にフォーカスしてみました。
Bruno Centofanti氏(Coffee and Distance)
The challenge of creating experimental video content during the current times was very interesting. I was working with myself as opposed to what I usually do which is work with a team. Creating something just by myself took me back to my first years of filmmaking, where you work with what you have and utilise your resources. This was also the first time that I have created a voice over for any project and as someone who stammers, this was a whole new challenge for me. I am very grateful to have had this opportunity to create this film and I hope that people will relate to the themes within this story and be reminded that the best is yet to come.
<日本語訳>
コロナ禍の中で、実験的なビデオコンテンツ制作へチャレンジしたことは、とても面白くて、いつものチーム作業とは全く異なり、すべて一人で作業しました。たった一人で何かを作り上げるということは、映像制作駆け出しのころに戻ったようで、目の前の使えるものをすべて駆使して制作に挑みました。このプロジェクトでは、初めてナレーションも担当することになり、どもりがちな自分にとって、まさかの全く新たなチャレンジとなりました。今、この映像制作の機会が与えられたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんにとって、ストーリーのテーマに共感いただけること、最高の未来はこれからやって来るんだということを思い出していただけるといいなと思っています。
FILM@HOME project by STARBUCKS×VIDEOGRAPHERZOO
映像制作者紹介
制作者(作品名)・プロフィール:
◆Ben Middlekauff(SPREAD THE LOVE)
サンフランシスコ出身のニューヨーク在住のvideographer。ニューヨーク大学芸術学部卒業。ディレクター/エディターとして受賞歴あり。
◆Botchy-Botchy(Nosephine 珈琲と距離)
フランスBourges生まれ。2004年より東京在中。2018年、19年間のサラリーマン生活に別れを告げ、イラストレーターとして活動を開始。
◆Bruno Centofanti(Coffee and Distance)
ロンドン在住。film director, producer, self-shooter など複数の顔を持つFILMMAKERである。
◆Madeline Leshner(Coffee for two)
LA育ち。小学校の時に初めてニューヨークに訪れた時からそこで暮らすことを夢見ていた。2016年、ニューヨーク大学の映画学科を卒業。
◆YUKI INOMATA(Boy meets Girl〜恋人までの新距離〜)
フィルムディレクター、脚本家。
高校在学中に8ミリフィルムで自主映画制作を始め、2006年に『ユモレスク~逆さまの蝶~』で長編映画を初監督。映画制作と並行してファッッションやコスメを中心とした国内外の企業コマーシャル、MV、ドキュメンタリーと活動の場を広げる。
◆伊豆牧子(coffee with me… coffee with you)
1974年長野県出身、幼少の頃よりバレエを習う。1994年コンテンポラリーダンスに出会い、2000年より一年間渡仏。帰国後本格的に表現活動を始め、2003年よりダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」に所属。2005年よりGRINDER-MANに参画、各作品の演出から振付、出演し、近年はメディアアートの文脈でも作品を発表している。
◆古波津陽(Hilltop town)
1973年東京生まれ。グラフィックデザイナーを経て、2009年に「築城せよ!」で劇場映画デビュー。20年にはアートフィルムシリーズを発表。映画や映像を興行のためだけでなく、「遊び」「気づき」「つながり」のためのツールとして活用する取り組みをしている。
◆冨田直樹(He was my cream, and I was his coffee)
日本生まれスペイン育ちで、日本人の父親とスペイン人の母親を持つ。雑誌の編集者を経て、2011年に映像作家としてフリーランスで活動を始める。
◆Essential Lounge(本日より営業再開)
・きむらえいじゅん:SNSで実写合成の動画を投稿している。MV、テレビドラマ、WEB-CMなどでVFX(実写合成・特殊効果)を用いた映像を制作。
・カズノコ:YouTubeにて動画編集ソフトのチュートリアルなどを発信するチャンネルを運営中。同時にTV-CMやWEB-CM、企業VPなどの編集も行っている。
・MOB:フリーランスとして活動し、WEB-CM や企業様の動画コンテンツ、オープニング映像、デジタルサイネージ動画などを制作。
◆野口量(Couple)
世界的ダンスグループ「無名(WOOMIN)」「WORLD ORDER」を経て、2013年3月に「左 HIDALI」を設立後、2018年8月に独立。日本を代表するアーティスト兼振付師。演出やステージング、コンセプトアドバイザーとしても活躍。
FILM@HOME project by STARBUCKS×VIDEOGRAPHERZOOとは
本プロジェクトは、VGZを主体者として、世界中から集まった映像クリエイターたちの企画の中から10名を選抜し、今もなお続く状況下、密をさけ、安全を優先した撮影・編集方法で創作することを前提に、一律20万円の支援を行い「コーヒーと距離」をテーマにした映像を制作いただきました。
企画の応募にあたり、今回「感染症の拡大によって活動休止を余儀なくされたクリエイターの支援」という趣旨にのっとり、応募資格を「プロフェッショナルとして仕事をされているクリエイター」としました。