マイナビ、「2020年高校生のアルバイト調査」を発表
新型コロナウイルスの影響でバイト未経験者が増加
≪TOPICS≫
◆現在アルバイトをしている高校生は19.4%。昨年から6.6pt減り、全国で推計22万人減少。
高校1年生を中心にアルバイト未経験者が増加し、新型コロナウイルスの影響か【図1、2】
◆アルバイトの目的として「趣味のため」「社会経験を積むため」が昨年に比べて大幅に増加し、お金以外にも"経験値"や”スキルアップ”を求める意識が高まる【図3】
◆4人に1人は就職活動を意識してアルバイトに取り組む。意識している内容は“言葉遣い”や
“人との関わり”【図4-1、4-2、5】
◆働き方の変化に伴う意識の変化は「学ぶことへの意識(42.6%)」の高まりが見られた【図6】
【調査結果の概要】
全国で現在アルバイトをしている高校生は19.4%(推計約61万人)と、昨年の26.0%(推計約83万人)から6.6pt減少(推計約22万人減少)した。
アルバイト未経験の高校生は62.9%で、昨年から10.6pt増加。高校1年生を中心にアルバイト未経験者の割合が高まっており、新型コロナウイルスの感染リスクを考慮して、非就業を選択したと考えられる。
一方で高校生の非就業者のうち、アルバイトの就業意向がある人は39.1%(昨年比+3.5pt)と就業意向は昨年同様にあることが分かった。【図1、2】
アルバイトの目的は昨年に続き「貯金をするため(63.5%)」が最も高かった。一方、「社会経験を積むため(46.8%、前年比+16.5pt)」「趣味のため(61.7%、前年比+13.2pt)」「スキルを身に付けるため(27.7%、前年比+8.8pt)」が前年より大幅に増加した。新型コロナウイルスの影響で将来や就職・雇用などへの不安が高まり、お金以外にも“経験値”や“スキルアップ”を目的としたアルバイトの需要が高まったと考えられる。【図3】
就職活動を意識してアルバイトをしている割合は25.4%、4人に1人は就職活動を意識していることがわかる。意識していることは「正しい言葉遣いができるようになること(37.3%)」「アルバイトを通じて関わる人の数を増やすこと(35.2%)」が上位にあがった。【図4-1、4-2、5】
コロナ禍での働き方の変化に伴い、意識の変化があったか聞いたところ「学ぶことへの意識が高まった(42.6%)」「仕事にやりがいを感じるようになった(41.2%)」などに加え、専門的な職種への関心(32.9%)や副業への興味(32.9%)の高まりも一定数見られた。【図6】
【図2】非就業者のアルバイトニーズ
【図3】高校生がアルバイトをする目的
【図4-1】就職活動を意識してアルバイトをしている割合(n=338)
【図4-2】就職活動を意識してアルバイトをしている割合(学年別)
【図5】就職活動を意識してアルバイト就業中にしていること
【図6】コロナ禍における意識の変化
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【調査概要】『2020年高校生のアルバイト調査』
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年8月31日(月)~9月7日(月)
調査対象:全国の15~18歳の高校生男女 (高専、専門学校は除く)
有効回答数:1,738名
※『令和元年 学校基本調査』を基に、ウエイトバック集計を行っております
※グラフの内訳は端数四捨五入の関係で合計数値と合わない場合があります
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※調査結果の詳細は会社HPのニュースリリース(https://www.mynavi.jp/news/)からご確認いただけます
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社マイナビ
社長室 アルバイトリサーチチーム
Tel:03-6267-4425 Fax:03-6267-4145
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