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昭和女子大学(東京都世田谷区:理事長・総長 坂東眞理子)はグローバル教育に力を入れ、アメリカに設置している海外キャンパス「昭和ボストン」や世界43の協定校に、毎年多数の学生が留学してきました。コロナ禍で海外渡航がなお閉ざされた中、留学を志す学生が今、どう学び続けているか、国際学部の事例の一部を紹介します。
コロナ禍でも昭和ボストン(昭和女子大学の海外キャンパス)で学ぶ
海外協定校への留学が卒業要件となっている国際学部英語コミュニケーション学科の2年生175人が、日本時間午前8時30分から正午にかけ、米国マサチューセッツ州にある昭和ボストンで行われる「ボストンオンラインプログラム」をリアルタイムで受講しています。
ボストンとの時差は現在14時間。現地は夜間ですが、現地の教員たちが日本時間にあわせ、アメリカの現代社会、歴史、文化等を英語で教えます。授業はすべて習熟度別で、学習支援システム・Moodleを用いて各学生の進捗を現地と世田谷キャンパス両方の教員が把握、学生一人一人に目配りしながら学修効果を高めています。
昭和ボストンでカリキュラムディレクターを務め、現在は世田谷キャンパスにいるジョン・マッカーシー准教授は「毎週世田谷キャンパスと昭和ボストンとで会議し、受講記録を確認しながら学生の習熟度をチェックしている」と日米キャンパス間の連携を強調しました。
オンラインで2か国の授業を受ける
国際学部国際学科では、英語に加えてもう一つの言語を学び、ボストン校あるいは中国、韓国、ベトナム、スペインの協定校のいずれかに留学します。学生たちは現在、留学先の授業をすべてオンラインで受講しています。
国際学科の学生は、まず、専攻する言語を協定校のオンライン授業で学び、放課後に「ボストンオンラインプログラム」で英語を学んでいます。川畑由美教授は「日本にいながら海外2か国の教員による言語をリアルタイムで学べる。移動時間もない。''語学を学ぶ''という意味では専念しやすい環境」と評価しています。一方、現地に滞在することによる学びがあるのも事実。「現状に慣れてきたら学生と現地の人がコミュニケーションをとれる仕組みを作りたい。ベトナム語を専攻する学生には、日本語に興味がある学生と交流できる仕組みを提供したい」と検討しています。ポストコロナの時代にも、アジア、ヨーロッパに留学しながら「ボストンオンラインプログラム」を続けることで、英語ともう一言語を学ぶことができる環境を整えます。
国際交流・留学:
https://univ.swu.ac.jp/international/
国際学部:
https://univ.swu.ac.jp/faculty/#target_international
▼本件に関する問い合わせ先
昭和女子大学 広報部
TEL:03-3411-6597
メール:kouhou@swu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/