LGBT関連の取り組みを評価する「PRIDE指標」で最高評価である「ゴールド」をPR会社で唯一5年連続受賞

株式会社プラップジャパン

さらに当社の活動が特に優れている取り組みを評価するベストプラクティスとして表彰

広報・PR活動の支援・コンサルティングを手がける総合PR会社・株式会社プラップジャパン(東京都港区、代表取締役社長:鈴木勇夫、以下 プラップジャパン)は、LGBTなどのセクシュアル・マイノリティ(以下、LGBT)に関する企業の取り組みを評価する「PRIDE指標」にて、PR会社では唯一となる5年連続の「ゴールド」を受賞しました。また、特に優れている活動を選出・表彰する「ベストプラクティス」に、総応募数233の企業・団体の中から当社が参画した「“らしさ”を押しつけない<これからの子育て>を考える『にじいろ子育て』プロジェクト(以下 にじいろ子育てプロジェクト)」が選出されました。

「PRIDE指標」とは、任意団体「work with Pride」が2016年に策定した、日本初の職場におけるLGBTへの取り組みの評価指標です。「Policy (行動宣言)」、「Representation (当事者コミュニティ)」、「Inspiration (啓発活動)」、「Development (人事制度・プログラム)」、「Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)」の5つの評価指標に基づいており、当社はすべての指標を満たしています。

プラップジャパンは、2016年より様々な企業・団体が抱える、LGBTに関するコミュニケーション上の課題を解決するため、特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ(大阪市北区、代表:村木真紀、以下 虹色ダイバーシティ)と共同プロジェクト「虹色PRパートナー」を結成し、様々な活動を実施しております。活動初期には、国内においてLGBTに関する知識が浸透しておらず、企業の広報担当者や記者に「LGBTハンドブック」を配布したり、セミナーを開催するなど、今日のLGBTへの理解促進に寄与してまいりました。今回、「ベストプラクティス」に選定された活動もその一環として実施したものです。

「にじいろ子育てプロジェクト」は、誰でも自分らしく成長することができ、また子どもを育てることができる「多様な子育て」には、何が必要なのかヒントを提示した活動です。子育て経験のあるLGBT当事者125名を含む、1,214名から有効回答を得た子育て調査を実施し、調査結果をもとに多様な子育てのあり方を伝える啓発冊子「にじいろ子育て手帳」を作成、それらをメディアに発表するプレスイベントも手がけました。LGBT当事者特有の課題としてではなく、子育てに関わるすべての人、様々なステークホルダーがターゲットとなり、より大きな枠組みで社会の意識を変えるプロジェクトであったこと、また、LGBT当事者に向けた活動から一歩進んでその家族という視点であったことが高く評価されました。なお、本プロジェクトは、株式会社TENGA(東京都港区、代表取締役社長:松本光一、以下 TENGA)より、虹色ダイバーシティが寄付を受け実現したもので、プラップジャパン、虹色ダイバーシティ、TENGAの3社が中心に企画・実行し、LGBT当事者団体である「にじいろかぞく」、「lag」にもご協力いただきました。業界や通常の取り組みの垣根を超えたコラボレーションによって成果を出したことも、評価のポイントとなりました。


プラップジャパンでは、全ての従業員がより働きやすい社内制度や労働環境の整備、採用活動の見直しを継続して実施しています。また、クライアントのコミュニケーション活動をサポートする上で理解すべきダイバーシティに関する動向や、担当者としての心構えなどをまとめた社員研修を実施するなど、社員に向けさらなる理解促進に取り組んでいます。このほか、「虹色PRパートナー」が、LGBT関連の情報発信を支援するなど、コミュニケーションの観点からLGBTに関する知識・理解を広める取り組みを実施しています。

プラップジャパンは、今後もさらに社内制度、環境の整備を推進するとともに、様々な企業・団体が抱える、LGBTに関するコミュニケーション上の課題解決に貢献できるよう、積極的な取り組みを行ってまいります。

【そのほか、受賞にあたり評価された当社の活動】
■  ダイバーシティ宣言
プラップジャパンは、性別や国籍、文化を含めたさまざまな価値観やバックグラウンドを持つ人材が、それぞれの働き方やライフスタイルのもとに、互いの多様性(=ダイバーシティ)を尊重し、お互いを受容(=インクルージョン)することが、社員一人ひとりの能力を最大限に発揮することにつながり、そして多様な人材がいきいきと活躍できることは、業務を通じて社会の発展につながると考え、「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」を宣言しています。
また、グループの行動規範をまとめたコンプライアンスマニュアルにおいて、「出生、国籍、人種、民族、性別ならびに性的指向や性自認、年齢、各種障害や疾病、学歴、宗教、個人的価値観などに基づくいかなる差別も行いません」と明記し、ホームページでも公開しています。https://www.prap.co.jp/diversity/

■  社内に向けたLGBTQに関する主な取り組み
【社員に対する取り組み】
・全社員に向けた社内研修の実施
・同性パートナーを配偶者と同等とした社内規定の運用
・ビジネスネームの仕様を承認


採用活動における取組
・「性別欄」の無いエントリーシートを使用
・面接時の服装は自由


■  社外に向けたLGBTQに関する主な取り組み 「虹色PRパートナー」

 

特定非営利法人虹色ダイバーシティとの共同プロジェクト「虹色PRパートナー」を発足し、様々な企業・団体のLGBTQに関連するコミュニケーション上の課題解決をすることで、よりよい社会づくりに貢献することを目指しています。また、取り組みの一つとして、プラップジャパンが運営しているプレスリリース配信プラットフォーム「Digital PR Platform」を活用し、LGBTQに関する企業/団体の情報を、世の中に発信しています。


<にじいろ子育て手帳について>

特定非営利活動法人虹色ダイバーシティがウェブ上で実施した「にじいろ子育てアンケート」の回答(1,434名の方が参加し、うち、子育て経験のあるLGBTQは125名)と、参加者の体験談やコメントをもとに作成しています。LGBTQ当事者やその家族だけでなく、多様な家族が生活を営む日本の社会全体が、“らしさ”を押しつけない<これからの子育て>を考える上でよりどころとなれる手帳を目指しました。にじいろ子育て手帳はウェブで公開されており、以下のURLよりダウンロードが可能です。
https://nijiirodiversity.jp/kosodate_techo/
 
 
 

<プラップジャパンについて>
株式会社プラップジャパンは、PR視点で企業や団体のコミュニケーション活動を包括的にサポートする、コミュニケーション・コンサルティングカンパニーです。1970年に総合PR会社として創業して以来、多様な価値観の世の中において「あらゆる関係性を良好にする」というミッションを軸にビジネスの領域を広げてきました。日本・中国・東南アジアに拠点を持ち、コミュニケーション分野に専門性を持った複数のグループ会社と連携しながら、これまでの「当たり前」にとらわれず、社会の視野を広げるコミュニケーションで課題を解決しています。
URLhttp://www.prap.co.jp/

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