マイナビ「非正規雇用に関する求職者・就業者の活動状況調査(9-10月)」を発表
コロナウイルス拡大の影響を受け、派遣社員・契約社員の新規採用が慎重に~
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、全国の15~69歳の男女(中学生を除く)(有効回答数: スクリーニング調査:19,711名、本調査:1,624名)を対象に実施した「非正規雇用に関する求職者・就業者の活動状況調査(9月-10月)」の結果を発表しました。
《TOPICS》
◆9-10月にアルバイトの仕事を探した人は12.3%で7-8月とほぼ同等数に。【図1】【図2】【図3-1, 2】
◆9-10月の新規就業について「難しい」と回答した割合が最も高かったのは「派遣社員」で43.3%。【図4】
【調査概要】
全国の15~69歳の男女(中学生を除く)19,711名に9-10月のアルバイト求職状況を問うと12.3%(7-8月比:+1.0pt)で7-8月とほぼ同等数という結果だった。年代別で見ると10代が最も多く約4割、次いで20代が約2割と若年層の求職率が高い。
アルバイトの仕事を探している人の内、職種別求職希望は「オフィスワーク(31.9%)」が最も多く、次いで「販売・接客・サービス(31.8%)」「軽作業(30.2%)」。「オフィスワーク」は10代を除くすべての年代で3割を超え、とくに50代は最も多く約4割となった。
9-10月の新規就業について「難しい」と回答した割合が最も高かったのは、派遣社員で43.3%、7-8月から10.6pt増と大きく上昇した。コロナ禍で景気の先行きが不透明な中、企業の7割以上が「雇用調整はしていない※」としており目立った雇い止めなどはないものの、新規採用に慎重になっていることが影響していると考えられる。
とくにオフィスワークなどフルタイムでの仕事を探す傾向が高い派遣社員や契約社員は新規就業の難しさを感じていることがわかる。
※マイナビ「非正規雇用に関する企業の採用状況調査(9月-10月)」より引用
【図1】9月-10月にアルバイト・派遣社員・契約社員の仕事を探した人の割合(求職状況)
【単位:%】
【図2】アルバイトを探した人の割合(年代別の求職状況)
【図3-1】探したアルバイトの職種【単位:%】
※グラフの業種は一部抜粋
【図3-2】探したアルバイトの職種(年代別)
【図4】新たに非正規雇用(アルバイト、派遣社員、契約社員)の仕事をはじめた際の就職難度
○調査期間/2020年11月6日(金)~11月10日(火)
○調査方法/インターネット調査
○調査対象/スクリーニング調査:全国の15~69歳の男女(中学生を除く)
本調査:全国の15~69歳の男女(中学生を除く)のうち、9-10月に非正規雇用の仕事探しをした、もしくは新たに非正規雇用の仕事をはじめた人
○有効回答数/スクリーニング調査:19,711名 本調査:1,624名
【本件に関するお問い合わせ先】
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