2020年12月17日(木)、京都産業大学ギャラリーにおいて、新嘗祭(にいなめさい)と歳旦祭(さいたんさい)で用いられる酒と神事の関わりを紹介する企画展が始まった。会期は2021年2月6日(土)まで。2021年1月31日(日)には、オンライン講演会を開催する。
毎年11月に行われる新嘗祭は、その年の収穫を祝い、豊穣に感謝して新穀等を神々に供える神事で、白酒(しろき)と黒酒(くろき)が用いられる。また、元旦に行われる「歳旦祭」は、皇室ならびに国民の繁栄と農作物の豊作を祈願する神事で、屠蘇酒(とそざけ)が用いられるなど、酒と神事には深い関わりがある。
今回は賀茂御祖神社(下鴨神社)所蔵品の「銚子」や「御薬酒」、「かわらけ」など、26点の資料を展示し、年中行事や神社での祭祀に関心を持ち、理解を深めてもらうことをねらいとして開催する。
また、2021年1月31日(日)には、酒造会社の株式会社増田徳兵衞商店第14代目社長の増田徳兵衞氏(本学卒業生)が、季節との関わりを交えて「二十四節気と七十二候 日本の酒・世界の酒を知る」をテーマに、日本と世界の酒について、オンライン講演会を行う。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
関連リンク
・第21回企画展「新嘗祭と歳旦祭-酒と神事の関わりを読み解くー」開催(12月17日~2月6日)
https://www.kyoto-su.ac.jp/events/20201217_869_sake.html
・京都産業大学ギャラリー
https://www.kyoto-su.ac.jp/facilities/musubiwaza/gallery/index.html
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