シュローダー、プライベート・アセット運用力を統合し、「Schroders Capital(シュローダー・キャピタル)」ブランドにてサービス提供
シュローダーにおいて、プライベート・アセット運用力の拡充は、戦略的な重点事項です。これまで、内部資源の活用による成長と外部の専門チームの買収を組み合わせ、拡充を図ってきました。シュローダー・キャピタルには、プライベート・エクイティ、証券化商品、プライベート・デット、不動産、インフラストラクチャー、保険リンク証券の運用チームと、インパクト投資運用会社であるブルーオーチャードが含まれます。
過去20年にわたりインパクト投資業界において重要な役割を果たしてきた「ブルーオーチャード」ブランドは継続します。
■シュローダー グループ・チーフ・エグゼクティブ ピーター・ハリソンのコメント
「シュローダーは、プライベート・アセット・ビジネスすべてをカバーする新しいブランド「シュローダー・キャピタル」を立ち上げ、成長戦略をさらに推進していきます。シュローダー・キャピタルは、シュローダーのグローバルな視点と長く培われてきた経験に支えられた幅広いプライベート・アセット戦略を、地域に根差したアプローチでお客様に提供してまいります。」
■シュローダー・キャピタル グローバル・ヘッド ゲオルグ・ワンダリンのコメント
「今回の統合により、シュローダーのプライベート・アセット・ビジネス間における知見の共有とイノベーションが促進され、お客様により幅広い投資戦略を紹介することが可能になります。
シュローダー・キャピタルの設立は、シュローダーのプライベート・アセット運用の認知度向上と地位確立につながり、プライベート・マーケットにおける先駆的運用会社としてのシュローダーの決意を明確にするものです。」
シュローダー・キャピタルは、461億ポンド(650億ドル)の顧客資産を運用しています。長期にわたる安定した運用実績のあるチームによる投資機会を提供します。
シュローダー・キャピタルの各資産クラスの運用は、今後もそれぞれ独立して行われる一方で、シュローダー・キャピタル内およびシュローダー・グループ全体との知見の共有や連携が強化されることになります。
以上
■シュローダー・キャピタル
シュローダー・キャピタルは、シュローダーのプライベート・マーケット運用部門です。シュローダーのグローバルな視点と長く培われてきた経験に支えられた幅広いプライベート・アセット戦略を、地域に根差したアプローチでお客様に提供します。
過去20年にわたってインパクト投資業界において重要な役割を果たしてきた「ブルーオーチャード」ブランドは継続します。ブルーオーチャードは、資産クラスを超えたインパクト投資のイノベーターとしての道を歩み続ける一方で、インパクト投資における目標を達成するためシュローダー・キャピタルと密接に連携します。
シュローダー・キャピタルの詳細については、ウェブサイト(www.schroderscapital.com)をご覧ください。
■シュローダー・グループのESGの取組み
「質の高いコーポレートガバナンス体制を確立し、本業を通じて、環境や社会の変化および課題解決に対応する企業は、長期的に企業価値の向上と持続的成長が期待できる」という考えのもと、シュローダーは20年以上、ESGの要素を取り込んだ運用を実践しています。
ESGの観点を加味した運用を通じて、社会や環境にインパクトを与える真の企業価値向上を促すと同時に、社会や経済全体の利益となり、投資収益の拡大にも繋がることを目指しています。
■シュローダー・グループの概要
シュローダー・グループは、資産運用サービスを通じてよりよい未来への貢献を目指す、英国屈指の独立系資産運用グループです。ロンドン証券取引所に上場しています。1804年の創業以来200年以上にわたり、年金基金から機関投資家、個人投資家まで、世界の投資家に、長期的な視点に立ち幅広い投資ソリューションを提供しています。現在、運用資産総額は約81兆円*に上ります。
日本とのかかわりは古く、1870年(明治3年)、日本初の鉄道敷設のために日本政府が初めて発行した国債の主幹事を、シュローダーが務めたことにさかのぼります。1974年には東京事務所を開設し、日本における事業の本格的な第一歩を踏み出しました。幅広い資産運用サービスを提供する現在も日本株式運用を事業の中核の一つに据え、約150年前と同様、日本の未来への投資を通じて歴史を紡いでいます。
※2020年12月末現在。*5,744億英ポンド、1英ポンド=141.13円換算
※本資料におけるシュローダー・グループとは、シュローダーplcを直接もしくは間接的に親会社とする会社などを言います。