~データ・ビジュアライゼーションの活用により、デジタル・ダイレクト・マーケティングに必要なキャンペーン効果検証と、柔軟でアクセス性に優れたレポーティングを実現~
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下 SAS)は、デジタル・ダイレクト・マーケティングおよびコンサルティング・サービスを欧州全域に拠点を展開するイタリアの多国籍企業ContactLab社が、マーケティング・データのより戦略的な活用を通じてキャンペーン効果の向上と的確なレポーティングを実現するツールとして「SAS(R) Visual Analytics」を採用したと発表しました。
SAS Visual Analyticsを活用することにより、ContactLabは何百万通もの電子メールを分析し、顧客の購入頻度、マーケティング・キャンペーンの効果測定、ユーザー属性の分析・観測、購買行動分析などに基づいて重要業績評価指標(KPI)を割り出しています。また、SAS Visual Analyticsの先進的なデータ・ビジュアライゼーションを活用することで、より効率的なデータ検索・解析と、柔軟でアクセス性に優れたレポーティングを実現します。今回の導入は、ContactLabが推進しているビジネス・インテリジェンス(BI) イニシアチブの一環として進められたもので、顧客企業に対し、デジタル・マーケティングの実績や効果に関するより詳細な分析および予測を提供することが可能になります。
ContactLab 創業者 兼 CEOのMassimo Fubini氏は、「SAS Visual Analyticsを使えば、膨大なデータの中に隠された傾向や相関関係を労せず見つけ出すことが可能になります。当社のクライアント企業は、ターゲットとなる顧客セグメントに対し関連性の高い情報をダイレクトに配信するための支援を求めています。当社のこのようなサービスの実現にSASを役立てています」と述べています。
ContactLabは、SAS Visual Analyticsがデータ・ビジュアライゼーション機能と分析能力を兼ね備えていることに着目しました。この際立った特長により、投資対効果(ROI)の算定やキャンペーンの実績集計の結果がシンプルな操作画面からほぼ瞬時に得られ、顧客行動と売上との相関関係を即座に把握することが可能になりました。
Fubini氏は、「顧客の行動から嗜好を探り出し、顧客ライフサイクルの特定のタイミングにおけるニーズの変遷を解析することが、今や不可欠です。現実の世界における行動パターンを図式化することで、受け手の興味を引くメッセージを配信し、ニーズに合致したサービスを提供することが可能になるのです」と述べています。
ContactLabは今後さらに、SAS Visual Analyticsを活用し、構造化データや固定データタイプの統合を進める計画です。その結果得られるデータストリームは、eコマース、ERPソリューション、モバイル機器などからの情報を網羅したものとなります。Fubini氏は、「柔軟性に優れたSASソフトウェアを活用することにより、当社は常にマーケット・トレンドの最先端に身を置くことができ、サービスを市場に導入するまでの時間を短縮できるようになります」と述べています。
<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の65,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万3千名、日本法人約240名(
http://www.sas.com/)
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
*2013年4月23日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。