2021年度グッドデザイン賞を受賞 都市の住宅を豊かにする、耐久性、防火性、メンテナンス性に優れた サスティナブルな「天然木ノンビス工法外装材」
三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都港区赤坂 社長 加藤 博文)は、サスティナブル外装材「天然木ノンビス工法外装材」で、2021年度グッドデザイン賞を受賞しましたのでお知らせします。
≪受賞対象の紹介≫ 天然木ノンビス工法外装材
天然木は、耐久性、強度、寸法安定性に優れた森林認証制度を取得した合法木材「パドック」を採用。施工前に約3か月天日干しをすることで、赤みの強い材をあえてシルバーグレーに退色させることで、経年変化の美を生かします。
シルバーグレー色はモダン住宅には欠かせないアクセントとなり、木が見えることで安らぎ効果を生み出します。室内空間で目に映る木の割合により感じる快適性の考え方を屋外空間に適用した「木視率」を独自に定義し、住宅ファサードで4割、外構・植栽計画まで含めて木視率5割とした、都市部で取り入れやすいファサードを提案していきます。
三菱地所ホームは、今後も地球環境に配慮したサスティナブルな資源の活用など、SDGs(持続可能な開発目標)に係る取り組みの進展に寄与し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
◆評価者コメント
カメルーン産のパドックというバイオリン製造にも使用される元々赤みのある天然広葉樹を用い、その特性を生かし加工後の安定したシルバーグレー(3ヶ月間の天日干し)の表情が美しい天然木外装材である。都市部における法的制約や意匠性、施工性を明快に解決していることも優れる点。特にビスを使用せず、部品交換も可能でメンテナンス性にも優れた専用の樹脂留め具を同時開発している点もハイレベルな製品開発と言える。住宅外部を独自の指標である「木視率」という基準で捉え、通常の外構・植栽で1割、そこへ本製品による外壁で4割、つまり木視率合計5割を目指すという提起も興味深い。天然木の外装材における施工性やコスト、経年変化やメンテナンス性と、様々な不安定要素から解放される意義ある製品である。