~11月14日は「世界糖尿病デー」~第19回「リリー インスリン50年賞」 14名を顕彰 インスリン発見100周年、インスリン治療を50年以上継続している受賞者へ
インスリンは、現在からちょうど100年前の1921年にカナダ人医師により発見されました。発見の翌年には製剤化が成功し、1923年には世界で初めてインスリン製剤が一般販売されました。
「リリー インスリン50年賞」は、そのインスリンの発見から1世紀が経つ糖尿病治療の進歩の道のりのうち、半分にあたる50年以上にわたりインスリンによる治療を継続している方を対象としています。受賞者の皆さんには、その道のりを振り返りながら、ご家族や医療従事者など周囲の方々への想いや、他の糖尿病と共に歩む人々への励ましのメッセージなどをいただきました。
日本イーライリリーでは、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、通院のタイミングに合わせて各ご施設でお祝いをして頂けるように、表彰サポートセットをご用意しています。また、受賞者の皆さんにはご本人のお名前を刻印したトロフィーをお贈りしています。
日本イーライリリーの代表取締役社長 シモーネ・トムセンは次のようにコメントしています。
「インスリン発見から100年という節目の年に、50年以上インスリン治療を続けられている皆様にこのような賞をお届けできることを大変光栄に思います。また、受賞者の皆様の長い治療継続のご努力に心から敬意を表します。世界で初めてインスリンを一般販売した企業の日本法人として、今後も糖尿病と共に生きる一人ひとりに寄り添い、継続的なサポートを提供してまいります。」
記事全文は、日本イーライリリー株式会社のホームページをご参照下さい。
https://news.lilly.co.jp/
♦「リリー インスリン50年賞」とは
インスリン治療を50年以上継続されている糖尿病と共に歩む人々の長年のご努力を称えることを目的に、1974年に米国で始まりました。日本では2003年に表彰を開始し、第19回を迎えた本年度を含めてこれまでに198 名が同賞を受賞されています。
日本イーライリリーは、「リリー インスリン50年賞」を受賞された方々が、インスリン治療を継続する全ての糖尿病と共に歩む人々に勇気と希望を与え、治療に前向きに取り組む上での目標となることを願っています。
♦世界糖尿病デーとは
拡大を続ける糖尿病の脅威を踏まえ、2006年12月20日、国連は国連総会で、国際糖尿病連合(IDF)が要請してきた「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を加盟192カ国の全会一致で可決しました。同時に、従来、IDFならびに世界保健機関(WHO)が定めていた11月14日を「世界糖尿病デー」として指定しました。IDFは決議に先駆け、”Unite for Diabetes”(糖尿病との闘いのため団結せよ)というキャッチフレーズと、国連や空を表す「ブルー」と、団結を表す「輪」を使用したシンボルマークを採用。全世界での糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
(出典:World Diabetes Day Committee in Japan https://www.wddj.jp/01_howto.htm )
日本イーライリリーは、世界糖尿病デーに関する世界的な取り組みの一環として、神戸本社を11月11日から11月14日まで、世界糖尿病啓発のシンボルカラーである青色にライトアップします。