<漆なんでも塗れます!入賞成果品展示会>「漆なんでも塗れます!URUSHI夢コンテスト2021」入賞成果品展示会を行います。
この度、一般社団法人塩尻市観光協会(塩尻市観光協会・会長 塩原悟文)では、「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」(観光庁補助事業)に採択され、その事業の1つとして「漆なんでも塗れます!URUSHI夢コンテスト2021」を行いました。4/29から成果品展示会を開催いたします。
長野県塩尻市南部、木曽の山間に佇む木曽平沢地区。そこで作られる「木曽漆器」は伝統的工芸品として認められ、日本三大漆器生産地の一つになっております。昨年、その木曽漆器を創る職人の技とその可能性を再発見するというコンセプトで「漆なんでも塗れます!URUSHI夢コンテスト2021」を実施いたしました。
全国から約50点の応募があり、審査のうえ5点を選出し職人の手により漆を施した作品が完成しましたので、展示方お披露目を行います。
1 開催日時・会場
日時:2022年4月29日(金)~5月8日(日)
会場:木曽くらしの工芸館 1階
※木曽くらしの工芸館イベント「GOLDEN WEEK EVENT」内で展示します。
2 展示内容
コンテストで入賞した「箏(和楽器)」「木製玩具」「パールネックレス」「マスクケース」「ロードバイク」を展示します。観覧は無料です。
展示期間中、5/3,4(両日ともに11時、13時の2回)には、入賞作品の1つ「うるし箏」を使った白澤美さと氏による演奏会を予定しております。
箏(和楽器)
<木曽漆器について>
塩尻市木曽平沢地区で生産される木曽漆器は、400年以上の伝統を有する日本を代表する漆器の一つです。
木曽堆朱や木曽春慶などの技法に代表される美しさに加えて、塩尻市奈良井地区から採取される「錆土(さびつち)」を活用した漆による堅牢さが大きな特徴です。
1975年には経済産業省の伝統的工芸品に指定されました。
また、2006年には木曽平沢地区の街並みが「漆工町木曽平沢」として、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
<長野県塩尻市と一般社団法人塩尻市観光協会について>
塩尻市は、長野県中部に位置する人口6万7千人(2020年4月現在)の地方都市です。
観光地としての知名度はそれほど高くありませんが、日本随一の品質を誇るワイン用ぶどうとそのぶどうを使ってワインを作る市内17(2020年4月現在)のワイナリー、江戸時代の街並みを色濃く残す奈良井宿、漆器の町として知られる木曽平沢漆工町、日本三大遺跡の一つである平出遺跡、近年はアニメやドラマの聖地として名が知られる高ボッチ高原、テレビ番組で度々紹介されるローカルグルメ「山賊焼」など、豊かな観光資源を抱えるまちです。
塩尻市観光協会は1955年の発足以来、そんな塩尻市の素晴らしさをより多くの方々に知っていただき、一人でも多くの方々に塩尻市にお越しいただくために、塩尻市の観光事業の発展に努めてまいりました。
また2016年には一般社団法人化を行いました。