「KIDZUKI」WEB本サイトオープンのお知らせ

三菱地所ホーム株式会社

木造木質化を推進するプラットフォームが本格始動

三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都新宿区新宿 社長 加藤 博文)は、2022年6月に始動した木造木質化を推進する構想「KIDZUKI(キヅキ)」において、ティザーサイトとしてスタートしていたWEBサイトを本格的にオープンし、プラットフォーム機能の拡大に着手しますことをお知らせいたします。「KIDZUKI」WEBサイトを通じて木に関する取り組みを広く発信することで、木造木質化の重要性の認知拡大や価値の向上を目指してまいります。

1.「KIDZUKI」の概要
長年にわたり木造住宅をつくり続けてきた三菱地所ホームが、より木のことを深く知り、さらなる魅力を見出すために始めたプラットフォームが「KIDZUKI」です。木を媒介としてさまざまな課題に取り組む方であれば、事業者、行政や教育機関、クリエイター、木と身近に過ごす生活者など、幅広くご参加いただけます。多種多様な背景を持つ方々が課題を持ち寄り、フラットにディスカッションを行い、共に協力してソリューションを見出します。

2.「KIDZUKI」 WEB本サイト 概要
 
  ①スケジュール
 2022年6月14日 ティザーサイトオープン
 2022年9月21日 本サイトオープン

②追加された主な役割・機能
◆ネットワークへの参加・相談受付
「木」に関する取り組みを媒介として、課題やニーズと、それに対するソリューションを持つ人々とをつなげる役割を果たします。通常ではリーチしにくい協⼒者とつながることで、これまでになかったニーズに気づき、日々の業務や行動範囲からは⽣まれなかったアイデアが生まれます。その結果、複合的な協力がソリューションを生み出し、新たな価値の創造に向けた協業が可能になります。ビジネスチャンスやネットワークが拡大することはもちろん、環境や社会課題の解決、持続可能な豊かな未来の実現に寄与します。
                  
 














 
「KIDZUKI」ネットワークの概念図                                  
     

◆最新情報の発信
「KIDZUKI」の取り組みに関する最新情報やプロジェクトの裏側を綴る活動レポートを配信いたします。

◆オリジナル記事の発信
木の生態や歴史、文化的背景、環境課題に『気づく』きっかけを醸成するコンテンツを展開していきます。また、リサーチ、ワークショップ、建築・空間、プロダクトといった幅広い分野にまたがる、木や森に関する課題や興味深いトピックスをピックアップしてご紹介します。

*3つの視点でとらえる「木」のこと
(1)木を知る:森林の生態や製材加工、国内外の動向など、知っているようで知らない様々な「木」のことを写真やデータで分かりやすく紹介します。
(2)木のケーススタディ:住まいやオフィスから学校、公共施設まで、実際に身近な場所に「木」を取り入れた実例を通して、暮らしや街の未来を探求します。
(3)木とつくる:「木」と関わる様々な人の想いや活動に触れながら、そこから生まれるアイデアや共想のプロセスをはじまりから収録します。
 
サイト内の記事コンテンツのイメージ

◆具体的な取り組み

*KIDZUKI Local 第1弾
「木でもっと、住みよい街にしたい」というコンセプトのもとはじまった「KIDZUKI Local」。その第1弾は、市内第2位の緑被率を誇る自然あふれる横浜市栄区を舞台に、KIDZUKIと玉川大学との産学連携によって、木製プロダクトを活用した地域の賑わい創出に取り組みます。玉川大学芸術学部のスタッフとそのゼミ生が企画・制作を推進し、KIDZUKIは材の提供と開発サポートでこのプロジェクトに参加します。協働してフィールドワークを行い、街づくりの視点からあらたな木の可能性を探るきっかけを生みます。高齢者が安心してすこやかに暮らすことはもちろん、若い世代が移住し住み続けたいと思えるような街になるように、栄区で活きる木のデザインへの構想が始まりました。

 
*KIDZUKI for Office
三菱地所ホームの新オフィス「TOKYO BASE」では『木の力で感性を刺激するオフィス』を目指し、注文住宅事業で構造材として使用されている国産材が随所に活用されています。「TOKYO BASE」が目指すオフィスとKIDZUKIが共鳴することで始まったKIDZUKI初の開発プロジェクト「KIDZUKI for Office」。KIDZUKIによってつながった、三菱地所住宅加工センターの木材加工技術と切削後の木材提供と、カリモク家具による制作協力という協働のもと、木製オフィス家具の開発が実現しました。「TOKYO BASE」内に配置されたオフィス家具はプロトタイプとなり、他のオフィスや施設への展開も視野に入れ、ユーザーのフィードバックを得つつ、改良を重ねていきます。

3.今後の展開
社内および社外協力者で事務局を組成し、木造木質化の取り組みの一層の拡充を目指し「KIDZUKI」ネットワークを拡大してまいります。「木」を活用したい、課題を解決したい、「木」についてもっと知りたいなどのニーズをお持ちの方からのお問い合わせを幅広く募集し、「KIDZUKI」のプラットフォームで展開できるサービスを通じ、プロジェクトの共創までをサポートいたします。

三菱地所グループは、サステナブルな社会の実現に向けて、「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」を掲げています。その一員である三菱地所ホームは今後も、社会課題の解決と、さらなる企業価値の向上を目指してまいります。
 


 
<「KIDZUKI」に関するお問い合わせ先>
WEBからのお問い合わせは、QRコードのURLの各種フォームより承ります。

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