新日鉄住金 『ハット形鋼矢板』のサイズメニューを拡充

新日鐵住金株式会社

新日鐵住金株式会社(会長兼CEO:宗岡 正二 以下、「当社」)は、ハット形鋼矢板の製造・販売サイズを拡充しました。 ハット形鋼矢板はハット形状の大断面鋼矢板で、U形鋼矢板よりも単位壁面積あたりの鋼材重量が軽く、かつ有効幅が広いため、材工費の削減や工期の短縮が可能となり、河川護岸、港湾岸壁、道路擁壁、液状化対策など、様々な用途で採用されています。 ハット形鋼矢板は、2005年に現行のNS-SP-10H(U形鋼矢板ではNS-SP-IIW相当)およびNS-SP-25H(同NS-SP-IIIW相当)(以下、合わせて「従来サイズ」)を市場投入し、以降、従来のU形鋼矢板からの置き換え等により、採用実績を伸ばしてきております。施工機械も、全国の施工業者やレンタル業者が導入を進めており、需要に応えられる体制が整ってきております。 今般、当社は新たにNS-SP-45H(U形鋼矢板ではNS-SP-IVW相当)およびNS-SP-50H(同NS-SP-VL相当)の製造・販売を開始いたします。NS-SP-45Hは本年4月より、NS-SP-50Hは本年7月より販売を開始する予定です。これにより、従来サイズと合わせたハット形鋼矢板シリーズで国内の本設鋼矢板需要の大部分をカバーする事が可能となります。施工はバイブロハンマ工法では専用チャックの追加により、また、圧入工法では現行のハット形鋼矢板用の施工機を用いる事により、新サイズの施工が出来ます。既に現場試験による施工性能確認も終えており、バイブロハンマ工法技術研究会および全国圧入協会作成による各工法の積算基準案もございます。 当社は引き続き、ハット形鋼矢板の適用推進による公共工事の工費縮減・工期短縮への寄与を通じ、効果的な社会基盤整備に貢献してまいります。 (お問い合わせ先)総務部広報センター Tel:03-6867-2146 以 上

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