日本製鉄 鋼矢板製品でSuMPO 環境ラベルプログラム「エコリーフ宣言」の認証を取得

日本製鉄株式会社

日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)は、このたび、鋼矢板製品(NS-PAC®鋼矢板製品を含む)において、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)の「SuMPO環境ラベルプログラム」に基づく「エコリーフ宣言」(*)の認証を取得しました。
 
 
日本製鉄の鋼矢板製品は、河川・港湾・道路・土留・仮締切などの工事分野において使用され、優れた品質と施工性によって広くご好評をいただいています。当社では、これまで蓄積してきた圧延・加工・利用の豊富な技術と日本製鉄の鋼矢板の持つ品質特性を活かし、施工性や経済性に優れた「ハット形鋼矢板」や港湾部で要求される高い防食性能を有する「NS-PAC®鋼矢板」をはじめとした様々な新製品の開発を行ってきました。

エコリーフ宣言は、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に開示するEPD(*)認証制度の一つです。お客様はこれにより、鋼矢板製品のライフサイクルでの環境負荷を客観的に評価することが可能となり、日本製鉄の鋼矢板製品の使用によって施工省力化、軽量化および長寿命化といった効果も含めて、サプライチェーン全体でのCO2 排出量を削減し、カーボンニュートラルに向けた取り組みをより一層強化することができます。また、今後注目される公共調達物品におけるCO2 排出量表示への動きにも対応することが可能です。

日本製鉄が認証を取得したエコリーフ宣言は、2019 年12 月、H形鋼について最初に取得して以降、各品種・製品で取得を進め、現在計43 件にのぼり、日本製鉄の鉄鋼製品の大半をカバーしています。世界でカーボンニュートラルに向けた動きが加速している中、お客様からは、使用する素材までも含めた評価を受ける分野が増えています。

日本製鉄は、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求するとともに、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した、リサイクル性に極めて優れ、環境に優しいサステナブルな素材である鉄鋼製品の環境性能開示に今後も積極的に取り組んでいきます。

(*)SuMPO 環境ラベルプログラム エコリーフ宣言
国際規格ISO 14025 に準拠した「タイプⅢ環境宣言」で、いわゆるEPD(Environmental Product Declaration)の1つ。EPD は、宣言された製品の資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの定量的な環境情報を示しており、エコリーフ宣言は(一社)サステナブル経営推進機構が管理運営しています。
以 上

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 総務部広報センター 03-6867-3419
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