【平和教育×探究学習】神田外語大学グローバル・リベラルアーツ学部 国内研修と海外研修をあわせた「海外スタディ・ツアー」で世界を学ぶ ~世界の現実を知り、学ぶ目的を発見する~

神田外語大学

神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)は、2021年度に設立したグローバル・リベラルアーツ学部(以降、GLA学部)の学生を対象に、国内研修と海外研修を組み合わせた留学プログラム「2023年度海外スタディ・ツアー」を実施します。本プログラムは、1年次の6月から7月に、リトアニア/インド/マレーシア・ボルネオ/エルサレムの4カ国・地域のうち1つを選択し留学することで、世界の現実を知り、自分の学ぶ目的を発見する気づきの機会になります。今年度は、国内研修を2023年6月5日(月)から8日(木)まで本学の宿泊施設兼国際研修センターであるブリティッシュヒルズ(福島県天栄村)で実施し、海外研修を6月下旬から約2週間にわたって4カ国・地域のうち1つのエリアで実施します。世界平和が改めて問われている今、神田外語大学は世界について探究し、平和と繁栄に貢献できる人材の育成を目指します。 ■ 世界の現実を知り、学ぶ目的を発見する「海外スタディ・ツアー」 <ブリティッシュヒルズでの国内研修>  6月5日(月)から7日(水)にわたって、外国人教員による英語研修で英語力を磨きながら、リトアニア/インド/マレーシア・ボルネオ/エルサレムについての事前学習をし、海外協定校のオンライン授業を受講します。また、学んだことを振り返るリフレクションの時間を設けており、知識や気づきを定着させます。  最終日の6月8日(木)には、福島県という地の利を生かし、「福島フィールドトリップ」として東日本大震災・原子力災害伝承館の視察や双葉町のまち歩きなどを実施します。平和を実現するためには、国内の課題に目を向けることが不可欠であり、震災後12年が経過した福島の今を見つめます。 <4カ国・地域のうち1つのエリアでの海外研修>  6月下旬から約2週間にわたって、実際に海外に行かなければ得られないことも多々あることから、海外研修を実施します。学生は、国内研修で事前学習したエリア(リトアニア/インド/マレーシア・ボルネオ/エルサレムの4カ国・地域のうち1つ)に留学することで、世界の現実を知り、自分の学ぶ目的を発見します。  先の国内研修で学習した内容を更に探究すべく、実際に現地に行かなければ体験できないアクティビティーを中心に五感で味わいます。 <2023年度海外スタディ・ツアー 概要> 対 象:神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部1年生 国内研修:  日 程:2023年6月5日(月)~8日(木)  内 容:  (1)外国人教員による英語研修  (2)リトアニア/インド/マレーシア・ボルネオ/エルサレムの4カ国・地域についての事前学習  (3)海外協定校のオンライン授業  (4)学んだことを振り返るリフレクション  (5)「福島フィールドトリップ」として東日本大震災・原子力災害伝承館の視察や双葉町のまち歩きなど 海外研修:  日 程:2023年6月24日(土)~7月7日(金) ※スケジュール別添参照(変更の可能性あり)  内 容: ・リトアニア(テーマ:人道/歴史理解/対立・紛争など)  エストニア、ラトヴィアと共にバルト3国の1つ。協定校は旧首都カウナスにある国立総合大学ヴィータウタスマグヌス大学。カウナスはリトアニア第2の都市であり、旧市街の古い街並みや川の景色が美しく、美術館や博物館、歴史的な建築物が多い街です。「人道」をテーマに深く学ぶとともに「20世紀以降の中東欧史」や「紛争と対立からの脱却」などに関して学びます。また、フィールドワークとして、杉原記念館やナチス・ドイツがユダヤ人の大量虐殺をおこなった第9要塞や旧市街などを回り、過去の歴史と世界平和の実現に向けた取り組みなどを学びます。 ・インド(多文化共生/宗教/多様性など)  インドはIT大国として経済が急速に成長している一方で、深刻な貧困などの問題を抱える国です。留学先は南インドのプネーにあるシンバイオシス国際大学。緑豊かなプネーは「インドのオックスフォード」として知られる教育・研究の中心地です。インドで最も安全な都市ともいわれ、世界中から学生が集まっています。学校に通えない子どもたちに教育の場を提供するNGO Door Step Schoolを訪れるなど、フィールドワークを中心に肌感覚でインドの多様性や教育格差を学修します。 ・マレーシア・ボルネオ(テーマ:サステナビリティ/宗教/多文化共生など)  多民族・多宗教国家として、多様な価値観と文化が融合している国マレーシア。ボルネオ島には世界有数の熱帯雨林があり、生物多様性が特徴の地域でもあります。協定校は、ボルネオ島サラワク州クチンの中心に位置するスウィンバーン工科大学サラワク校。「多文化共生」や「宗教の多様性」について学修する一方、ボルネオ島で、野生動物・環境保護や熱帯雨林再生プロジェクトなどのフィールドワークに取り組み、SDGsのテーマである「開発とサステナビリティの両立」について深く学修します。 ・エルサレム(テーマ:宗教/歴史理解/人道と支援など)  エルサレムは過去幾多もの迫害にあったユダヤ人が建国した国家イスラエルの中心地であり、同時にユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地でもあります。そのため、現在でもパレスチナをめぐる対立が続いており、国連をはじめとして、各国が支援を行っている地域になっています。協定校はそのエルサレムにある国立ヘブライ大学。「宗教の多様性」や「イスラエル・パレスチナの歴史」について深く学修するとともに、JICA等の日本の支援機関でのフィールドワークを通じ「人道支援の現状」を学修します。 神田外語大学 グローバル・リベラルアーツ学部(GLA学部)について 2021年度に設立され、平和のために活躍できる人を育てる教育をおこなっています。学生一人ひとりが思い描く「平和」を、グローバルな視点で実現するための力を培うのが本学部の役割となります。 また、本学部では入学直後の6カ月間を「グローバル・チャレンジ・ターム」としており、これは学生一人ひとりが今後「何を学ぶのか」「自分は世界に対して何ができるのか」を考え、目指すべき道を見つけるための期間となります。その大きな柱が「海外スタディ・ツアー」であり、世界の現実を知り、自分の学ぶ目的を発見する気づきの機会となります。留学先ごとに歴史理解、対立や紛争、宗教、多文化共生、サステナビリティといった研究テーマが用意されています。 ■ 神田外語グループ ブリティッシュヒルズについて  神田外語グループが運営し、福島県の羽鳥湖高原(標高約1,000m)に位置する宿泊施設兼国際研修センター。約7万3,000坪の広大な敷地には、マナーハウス(英国荘園領主の館)や12世紀から19世紀にいたる建築様式のゲストハウスがあり、中世英国の街の雰囲気を楽しむことができる施設です。旧英連邦諸国出身者が多数在籍し、自然と外国人スタッフとコミュニケーションをとれる環境が整っています。1994年の設立以来、28年間で推定100万人が来館しています。 ■ 参考 【神田外語大学HP】 https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/ 【神田外語大学GLA学部ページ】 https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/main/faculties/gla/ 【神田外語グループTwitter】 https://twitter.com/kandag_official ▼本件に関する問い合わせ先 学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部 三上山 雄亮 住所:東京都千代田区内神田2-13-13 TEL:03-3258-5837 FAX:03-5298-4123 メール:media@kandagaigo.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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