デジタルアーツのチャット・オンライン会議ツール「Desk」、 顕在化している企業・学校現場におけるチャット利用の課題に対応するべく価格戦略を見直し、6月21日より提供開始
企業・学校におけるチャット利用のセキュリティ課題が顕在化
働き方改革やDX(デジタルトランスフォーメーション)が進展し、ビジネスチャットの活用は広がる反面、コミュニケーションシーンの多様化による誤送信などの情報漏えいのセキュリティリスクも課題となっています。特に機密性の高い情報を取り扱う企業においては、セキュリティ面での信頼性の高いビジネスチャットを利用することが重要です。
学校においては、オンライン授業やチャットを利用できる製品が導入されており、オンライン授業は普及しているものの、チャットによるいじめやトラブルなどの懸念からチャットの利用は進んでいない状況です。国立教育政策研究所が2022年に公開したデータによると、児童生徒同士のチャット機能の活用頻度は小学校では82%、中学校では79%が「全く活用していない」もしくは「1か月に1回かそれ未満」となっています※1。
「Desk」はチャット機能をメインとしたコミュニケーションツールに
デジタルアーツは、6月21日よりチャットとオンライン会議を制限なく利用できる製品として「Desk」を発売すると発表しましたが、企業・学校ともにチャットに大きな課題とニーズがあると考え、チャット機能をメインにしたコミュニケーションツールとして提供開始します。
価格もチャットとオンライン会議を合わせた価格体系から、チャットのみの価格とすることで、利用しやすい価格体系に変更します。チャットのみの契約でも、1ユーザー当たり月10時間までオンライン会議機能を利用できます。
「Desk」は通常版とGIGAスクールの2つのエディションを提供します。
「Desk」 通常版は、チャットを中心に、単独サブドメイン環境構成(別契約のユーザーと環境を分けて管理)など充実したセキュリティ機能と直感的なインターフェースにより、「セキュアで快適なコミュニケーション空間」を実現します。招待制のため、招待していない組織外のユーザーがコミュニケーションに含まれることはありません。また、組織外のユーザーが含まれるチャットルームには、チャット投稿時に警告を表示するため、誤って社外秘情報を誤送信してしまうリスクを大幅に低減できます。
「Desk」 GIGAスクール版は、通常版の機能に加えて、児童生徒が「いじめ」関連のチャット投稿をしようとした際に、警告表示や投稿ブロックするなどの設定や、「いじめ」や「自殺」などに関連するチャット投稿内容を教職員が見守れる機能を提供します。
「Desk」通常版の価格は、1ユーザー当たり月額300円(消費税抜き)※2、「Desk」GIGAスクール版は同250円です。時間無制限でオンライン会議を利用する場合はオプションとなり、価格は同150円です。そのほか、ファイルの保存容量を拡張できるディスク拡張オプションも提供します。「Desk」通常版では、ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)に対応するオプションも提供します。
「Desk」GIGAスクール版、「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版への乗り換え・保有ユーザー対象のキャンペーンを実施
「Desk」発売日の2023年6月21日から2025年3月31日までの期間に、「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版の保有ユーザーが「Desk」GIGAスクール版を契約すると、同250円の価格が同100円となります。他社有償フィルタリング製品から「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版に乗り換える場合も、「Desk」GIGAスクール版の価格が同100円となり、さらに同150円で提供している「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版を同100円で提供します。
■「Desk」シリーズ
チャット・オンライン会議ツール「Desk」、ウェビナーツール「Desk Event」を「Desk」シリーズとして展開しています。充実したセキュリティ機能と直感的なインターフェースにより、「セキュアで快適なコミュニケーション空間」を実現します。
https://www.daj.jp/bs/lp/desk-series/
https://www.daj.jp/bs/lp/desk-event/
※1 国立教育政策研究所「 ICTの教育活用についてのWeb調査」
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/2022224-mxt_shuukyo01-000020624_1.pdf
※2 ご契約期間は1年単位となります。(複数年一括でのご契約も可能です)