北星学園大学(札幌市厚別区)は8月2日(水)、同大50周年記念ホールにおいて第19回障害児教育夏季セミナー「発達障害のある児童生徒の行動上の問題へのアプローチ」を開催する。岐阜大学の平澤紀子教授(大学院教育学研究科)による基調講演のほか、対談・事例研究を実施。発達障害のある児童生徒が示す行動上の問題について、ポジティブ行動支援の観点から有効な支援の具体例を紹介する。受講料1,000円、要事前申し込み(定員350名)。
近年、発達障害のある人たちに対してどのような支援が必要であり、可能であるかがより問われるようになっている。こうした中で障害児教育夏季セミナーは、多くの人が知りたい「具体的支援」について、基調講演や対談等からヒントを得ることを目的として開催されている。
第19回となる今年度は、岐阜大学の平澤紀子教授が基調講演を行い、発達障害のある児童や生徒が示す行動上の問題について、ポジティブ行動支援の観点から有効な支援の具体例を紹介する。
発達障害のある児童生徒の行動上の問題については、まずそのアセスメントが重要となる。機能的アセスメントに基づく支援計画の立案することが客観性を担保するためにも必要となってくるが、平澤教授の講演ではその具体的手順等の詳細について解説する。
また、このようなアセスメントの結果を受けて、実際の支援にあたって必要な学習理論に基づく行動分析の観点を紹介し、効果的な支援方法への理解を深める機会とすることを目指す。
今回、平澤教授は岐阜からのオンライン参加となるが、田実潔教授(北星学園大学社会福祉学部)を交えた対談や事例研究も予定しており、事前の質問や事例の提供も歓迎している。
セミナーの概要は下記の通り。
■第19回 障害児教育夏季セミナー
「発達障害のある児童生徒の行動上の問題へのアプローチ」
【日 時】8月2日(水) 13:30~17:00(予定) ※受付13:00~
【会 場】北星学園大学50周年記念ホール(C館1階) 札幌市厚別区大谷地西2丁目3-1
【講 師】岐阜大学大学院教育学研究科 平澤 紀子 教授
【受講料】1,000円(当日受付にて支払い)
【定 員】350名
【申 込】下記の申し込みフォームより必要事項を入力し、7月20(木)までに申し込み(定員に達し次第締め切り)
https://www.hokusei.ac.jp/activity/hcseminor/hcseminor_form/
※プログラムの「対談・事例研究」において相談したい事柄やアドバイスを希望する事例がある場合、申し込みフォームの備考欄にてお知らせください。
【プログラム】
・13:30~ オリエンテーション
司会:北星学園大学経済学部 古谷 次郎 教授
・13:40~ 基調講演『発達障害のある児童生徒の行動上の問題へのアプローチ』
講師:岐阜大学大学院教育学研究科 平澤 紀子 教授
・15:40~ 対談・事例研究『行動上の問題を理解するアセスメントと具体的支援』
岐阜大学大学院教育学研究科 平澤 紀子 教授
北星学園大学社会福祉学部 田実 潔 教授
※基調講演と対談・事例研究はいずれも質疑応答あり
●障害児教育夏季セミナー(北星学園大学HP)
https://www.hokusei.ac.jp/activity/hcseminor/
▼セミナーに関する問い合わせ先
社会連携課 障害児教育夏季セミナー係
〒004-8631 札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号
E-mail:renkei@hokusei.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/