【オリックス】韓国のEV充電ソリューション企業「EVAR」へ出資
日本市場への進出と安定的な事業成長を支援
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、韓国の電気自動車(EV)充電ソリューション企業であるEVAR Inc(本社:韓国、CEO:Lee, HUN、以下「EVAR」)との間で株式引受契約を締結し、7月中旬をめどに出資しますのでお知らせします。EVARは、サムスン電子の社内ベンチャープログラムを経て2018年に設立されたスタートアップ企業で、主にEV充電器※の開発・製造を手掛けています。サムスン電子、現代自動車、ネイバーなど韓国の大手企業が出資しており、一つの電源から複数の車両に効率的に給電するスマートロードバランシング(電力負荷分散)機能を内蔵した充電器分野での強みを生かし、2023年7月現在、韓国国内で約2万台の普通充電器の販売実績を有しています。普通充電器のほかにも、急速充電器や車両搭載型急速充電器、自律型EV充電ロボットなどオリジナル製品の開発を手掛けており、世界最大のIT博覧会「CES」では2年連続五つの革新賞を受賞するなど、その技術力は世界で高く評価されています。
EVARは、今後もさらなる製品ラインアップの拡充を図りつつ、日本市場への新規参入や、既に事業展開している北米市場での事業強化を計画しています。
オリックスは、今後も、グローバルに事業やサービス面で競争優位性を有する企業への投資を行い、EVをはじめとするサステナビリティにつながる企業を積極的に支援してまいります。
■EVAR社の製品ラインアップ
※2023年7月5日付け訂正は以下の通りです。
正)EVARは、(中略)主にEV充電器の開発・製造を手掛けています。
誤)EVARは、(中略)主にEVの開発・製造を手掛けています。