新潟県内初、佐渡市と青山商事が「防災に関する連携協定」を締結 9月1日『防災の日』に合わせて協定式を開催

青山商事株式会社

~災害時に毛布・衣類調達や離島地域の安全安心を支援~

青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、新潟県佐渡市と「防災に関する連携協定」を締結し、9月1日(金)に佐渡市役所にて協定式を開催します。またこの締結に際して、同日に防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)100枚を寄贈いたします。なお、防災に関する連携協定の締結は、自治体として熊本県天草市に続き2例目、新潟県内では初の取り組みとなります。
 
<協定式 概要>
日時 2023年9月1日(金)10:00~ 
場所 佐渡市役所 本庁舎3階 大会議室(新潟県佐渡市千種232)
主な出席者 佐渡市:市長 渡辺竜五 様
青山商事株式会社:取締役 兼 専務執行役員 山根康一、洋服の青山 佐渡店 店長 伊東隆文
寄贈品 防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)100枚/1枚あたりのサイズ 200㎝×140㎝

佐渡市には、2020年・2022年にそれぞれ防災毛布を100枚ずつ(計200枚)寄贈し災害対策の備えにお役立ていただいています。この度は、更なる防災・災害支援活動を通じて佐渡市の地域防災力の向上に寄与することを目的として連携協定を結ぶこととなりました。
■協定における連携項目
 1. 防災毛布・衣類等の提供や調達の支援に関すること(防災・災害時の支援)
 2. 地域の安全・安心の確保や支援に関すること
 3. その他、本協定締結後に両者が協議し合意した事項に関すること
 
当社では、2018年よりお客様から下取りしたスーツの一部をリサイクルし、防災毛布を作製しています。2019年からは、その防災毛布を自治体へ寄贈する取り組みを開始。これまでに国内の計7箇所・総数1400枚を寄贈してきました。また、中期経営計画「Aoyama Reborn 2023」において、SDGsを重視したESGへの取り組みを強化しております。
佐渡市も「2022年度SDGs未来都市」「2023年度自治体SDGsモデル事業」に内閣府から選定されるなど積極的に取り組まれています。本協定では、防災・減災に関する施策を連携して行うことで、地域課題の解決を図り、持続可能な社会の実現を目指していきます。

防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)の寄贈取り組み
防災毛布は、店頭で回収したスーツの一部をリサイクルして作られています。当社では、お客様と取り組むエコ活動の一環として、年間を通して衣料品を商品割引券と引き換える『下取りサービス』を「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」などで実施しています。回収した衣料品は、主に海外へのリユースや、車の断熱材・荷物の緩衝材などにリサイクルされており、2018年からは近年の全国的な自然災害の激甚化・頻発化を鑑みて防災毛布へのリサイクルも開始しました。防災毛布は、①過去に大規模な自然災害を経験した地域であること ②災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地であること ③当社店舗を営業している地域であること の3つを基準に2019年より自治体へ寄贈しております。

スーツから防災毛布へのリサイクル工程
・「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」などで回収されたスーツの一部は、工場で裁断され、ガーネット反毛機で綿状に加工されます。その後、綿状になった原料と再生ポリエステルを混ぜ合わせ、糸の元が作られます。
・専用機械で撚りをかけて糸に仕上げます。この糸を紡織機で織り上げて反物にし、表面を起毛させ毛先を揃えます。
・反物の端にパイピング仕上げを施して毛布が完成します。
・出来上がった毛布は真空パック詰めし、段ボールに梱包して弊社の商品センターにて保管しています。
◎下取り品の資源循環:https://bit.ly/432zv12

下取りの回収量に応じて森林保全団体「more trees」に寄付
2021年度より、衣料品の回収量に応じて森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」に1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を新たにスタートしました。これまでにも「more trees」へは、2015年からスーツ売上金の一部を寄付しています。
◎詳細:https://bit.ly/3MkhUux
<衣料品回収量に応じた寄付の実績>
2021年度(2021年4月~2022年3月) 回収量 約340トン/寄付額 850,322円
2022年度(2022年4月~2023年3月) 回収量 約350トン/寄付額 874,930円




 

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