2023年10月17日(火)~20日(金)、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「CEATEC 2023」に、同大理工学部から5研究室が最新の研究成果を出展し、産学官連携の強化による先端テクノロジーの発展を目指す。
2023年10月17日(火)~20日(金)、幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催されるデジタルイノベーションの総合展示会「CEATEC 2023」に、同大理工学部から以下の5研究室が最新の研究成果を出展し、産学官連携の強化による先端テクノロジーの発展を目指す。
【出展研究室紹介】
<電気電子工学科>
生体計測・感性工学(野澤昭雄教授)研究室
http://biel.ee.aoyama.ac.jp/index.html
心臓活動や血行動態等の自律神経系活動を反映する生体情報を計測して、人間の「心と身体の状態」を可視化およびモデル化する技術について研究している。今回の展示会では、自律神経系指標として人間の顔面に焦点を当て、赤外光、近赤外光、可視光に亘る多波長画像計測による「顔画像バイタルセンシング」をテーマに展示を行う予定。顔画像から体調、血圧、ストレス等を推定する技術の社会実装を目指して独自開発した実機プロトタイプも公開予定である。
システム制御工学(米山淳教授・伊丹琢助教)研究室
http://www.ee.aoyama.ac.jp/Labs/yoneyama-www/(米山淳教授)
https://www.itami-robot-research.net/(伊丹琢助教)
システム制御工学研究室では、制御工学/システム工学/ロボット工学/AI(人工知能)/画像処理・画像認識などに関連する広い研究テーマを扱っている。そのため、電気系/電子系のみならず、機械系/情報系/数理系に加えて、経済系/経営系などを研究対象とした研究活動を行っている。
<機械創造工学科>
熱流体制御(麓耕二教授)研究室
http://www.me.aoyama.ac.jp/~fumoto/
各種発熱体から効果的に熱を移動させて排熱・冷却するデバイスとして自励振動型ヒートパイプ(Pulsating Heat Pipe)に着目している。中でも作動流体の封入率を低く抑えた世界初の自励振動型ヒートパイプを開発した。この新たなヒートパイプは、世界最高レベルの熱輸送性能を有しており、早期の実用化が期待されている。今回は「超熱伝導ヒートパイプによるサーマルマネージメント」について展示する。
<情報テクノロジー学科>
ウェアラブル環境情報システム(ロペズ・ギヨーム教授)研究室
http://www.wil.it.aoyama.ac.jp/
ロペズ研究室では、ウェアラブル技術を活用して、人間の生体情報から心身の活動状態(行動、情動など)を推定し、その活動の改善や、より快適になるためのフィードバックシステムを実現する技術について研究している。本展示会では、活動状態センシングと、行動変容フィードバックをテーマに展示や、スポーツの技能向上および、熱中症予防技術のプロトタイプも公開予定である。
コンピュータヒューマンインタラクション(伊藤雄一教授)研究室
https://x-lab.team/
伊藤研究室では、人に対して無意識にその状態や状況を取得し、様々なディスプレイ装置を利用して、人に対して無意識にその行動を変容することを目指す無意識コンピューティングの技術に関する研究を発表する。具体的には、温度覚を利用することで飲み心地が変化するタンブラー型デバイス、視・聴覚を刺激することで文字を書くことが楽しくなるシステム、デスクワークを自動的に分類するシステムなどを展示する。
▼取材に関する問い合わせ先
青山学院大学 政策・企画部 大学広報課
TEL:03-3409-8159
取材・撮影申し込みフォーム
https://www.aoyama.ac.jp/companies/interview.html
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/