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神田外語グループ(東京都千代田区/理事長 佐野元泰)は、第99回外務省在外公館派遣員試験(一次試験:外国語・教養・作文・適正検査/二次試験:外国語と日本語の面接)において、神田外語大学(千葉市美浜区/学長 宮内孝久)から11人の合格者を輩出しました。本グループは、これまで88カ国243人の学生・卒業生を外務省在外公館派遣員として輩出しています。派遣員は、原則2年の任期の中、これまでに学んだ外国語を生かし、その国で外交支援業務に携わる稀少な経験を積みます。任期を終了した本学の学生・卒業生は、外務省、地方自治体、大手企業などへの就職をはじめ、国内外の大学院に進学するなど、より視野と選択肢を広げながら世界で活躍しています。
第99回外務省在外公館派遣員試験合格者 派遣先
<各国で求められる言語の受験>
派遣先 在外公館 所 属
在ボツワナ日本国大使館 英米語学科 4年
在パラオ日本国総領事館 英米語学科 4年
在バルバドス日本国大使館 英米語学科 2023年卒
在トリニダード・トバゴ日本国大使館 国際コミュニケーション学科(国際コミュニケーション専攻) 4年
在東ティモール日本国大使館 国際コミュニケーション学科(国際コミュニケーション専攻) 3年
在パラグアイ日本国大使館 イベロアメリカ言語学科(スペイン語専攻) 4年
在済州日本総領事館(韓国) 国際コミュニケーション学科(国際コミュニケーション専攻) 4年
在インドネシア日本国大使館 アジア言語学科(インドネシア語専攻) 4年
在ダナン日本国総領事館(ベトナム) アジア言語学科(ベトナム語専攻) 4年
在タイ日本国大使館 アジア言語学科(タイ語専攻) 2023年卒
※ 他1名(英米語学科卒業生)
※ 外務省在外公館派遣員制度とは、日本国籍をもつ18歳以上の青年が、海外にある日本の在外公館(大使館、総領事館、政府代表部、領事事務所)に原則2年の任期をもって派遣されるものです。主に外交のサポートや館内事務補佐などの実務面にあたる傍ら、国際社会での経験を積み、友好親善に寄与するというもので、外務省からの委託により国際交流サービス協会が1973年から実施継続している制度です。
神田外語グループでは、2009年から久保谷富美男先生(神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所)が外務省在外公館派遣員試験に向けた教育を展開してから、これまで88カ国243人の学生・卒業生が外務省在外公館派遣員試験に合格しています。これまでの実績の背景には、本グループならではの外務省在外公館派遣員試験に向けた教育が挙げられます。
2012年には、グローバルな教養を身に着けると同時に文系・理系の枠を超えてさまざまな分野を学ぶ「+α・+β」グローバル教養ゼミを開講し、現在は「+α・+β」を融合的に学ぶべく集大成とした「Team∞(無限大)」グローカル教養ゼミを開講しています。参加学生は自主的にゼミを受講し、さまざまな分野におけるテーマについてチームワーキングとディスカッションをおこない、幅広い教養を地道に学び、国際社会に貢献するマインドを滋養します。こうした取り組みが、神田外語グループから数多くの外務省在外公館派遣員を輩出する成果に繋がりました。
合格者は指定された研修を終えると間もなく内定した各国の在外公館に赴任し、原則2年の任期の中、さまざまな環境の下で学んだ外国語を生かし、その国で外交支援業務に携わる稀少な経験を積むことになります。在外公館派遣員をキャリア形成の第一歩とし、仕事を通して世界を見ることで、より一層グローバルな視点と異文化への理解を深めていきます。
「Team∞(無限大)」グローカル教養ゼミの目的
真のグローバル人材(国際人)は優れたローカル人材(日本人)でもあると同時に、"「∞」の皆さんが、「∞」の領域(内外)にわたり、「∞」に学び続ける"ことを願ってこのゼミ名とし、仲間と共に地道な学びを継続します。具体的には以下のとおりです。
① 文理の枠を超えた、グローカル教養として幅広く、出来るだけ多くの分野を統合したものから学ぶこと
② 自分と異なる多様な文化的背景をもつ人々との出会いの場を自らが積極的に設け、さまざまなことを語り合うことにより、相手の立場に立って物事を見る目を養うこと
③ 日本語できちんと筋道を立てて話し、書ける能力の基本を養うとともに、自らがグローバル社会に対して情報発信し、世界の人々にも理解してもらえる説明(プレゼンテーション)力を向上させること
これまでの派遣国一覧
別添参照
久保谷富美男先生のコメント
「Team∞」グローカル教養ゼミで共に学んだ多くの皆さんが、間もなく内定し希望していた、又は想像もしていなかった運命的な国に赴任することを大変頼もしく、また誇りに思います。
皆さんは第99期派遣員として同期の道を歩むことになります。
皆さんのこれからの永い人生、自分の道をじっくりと見据え、何かに振り回されることなく、これまでの努力を永続「∞」してください。
その先に "プランド・ハプンスタンス/Planned Happenstance(計画された偶然性)" が訪れ、導かれる道が見えてくる。苦しいときこそ希望をもち続け、自分を信じて歩いて行きたいですね。前に向かって一歩一歩・・・!
皆さんの5年後・10年後、その後のグローカル社会でも個々のつぼみを大きく開花させていただきたいと願っています。これからも困難が多々あると思いますが、⼤学も私もいつも皆さんを応援しています。
人生の本舞台は常に将来にあり
Our greatest accomplishments lie always ahead of us.
政治家 尾崎行雄
お互いが元気に再会出来る日を、今から楽しみにしています。
神田外語大学グローバル・コミュニケーション研究所
久保谷富美男(シニア・アカデミックフェロー)
参 考
【外務省 在外公館派遣員制度について】
https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/haken/index.html
【神田外語大学 外務省在外公館派遣員関連ページ】
https://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/main/job/zaigai/
【神田外語グループ公式Xアカウント】
@kandag_official
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園(神田外語グループ) グループコミュニケーション部
室井 優太朗
住所:千代田区内神田2-13-10
TEL:03-3258-5837
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/