Audi charging hubが東京・紀尾井町にオープン。ヨーロッパ以外で初の設置
- 都市部における電気自動車の課題解決に貢献:「充電拠点不足」「自宅で充電できない」「充電にかかる時間が長い」
- 蓄電池型超急速EV充電器で電気の効率利用。最大150kWの急速充電を提供
- すべての電気自動車ユーザー* が利用可能
- 再生可能エネルギーも活用した電気を提供し脱炭素にも貢献
アウディは、その電動化戦略に基づき、電気自動車の新モデルの導入にとどまらず、充電ネットワークの拡充にも注力し、お客様が電気自動車を検討しやすい環境づくりに取り組んでいます。特に都市部では、充電器を設置するスペースが限られ、集合住宅が多いことなどから、「充電拠点不足」「自宅で充電できない」といった課題が電気自動車の利便性の妨げとなっています。また、充電の順番待ちや充電自体に要する時間を確保することは、忙しく暮らし働く方々にとっての大きな負担となるため、「充電にかかる時間が長い」ことも解決すべき重要な課題です。このたびAudi charging hubがオープンする紀尾井町は、Audi のe-tron取扱店であるAudi City紀尾井町に隣接し、東京都心でも特にオフィスやホテル、商業施設、官公庁などが密集するロケーションで、電気自動車の充電を取り巻くこれらの課題が深刻化しやすく、急速充電拠点のニーズが高いエリアです。これらの課題解決に貢献すべく、アウディは、Audi charging hubの急速充電ネットワークを提供し、電気自動車の利便性を向上させます。なお日本では、紀尾井町に次いで東京の芝公園にもAudi charging hubのオープンを予定しています。
2台同時に急速充電可能な蓄電池型EV充電器。太陽光パネルの電力も利用
Audi charging hub紀尾井町では、蓄電池を備えた急速EV充電器を2基4口設置しています。この充電器は、2023年1月20日に発表した株式会社パワーエックスとの事業提携に基づき、パワーエックス社製の蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger(ハイパーチャージャー)」を採用しました。1基につき2つのポートを持ち、電気自動車2台同時の急速充電が可能で、1台充電時の最大出力は150kW、2台同時の場合は1台当たり最大120kWの高出力で充電を行います。充電需要の低い時間帯に内蔵の蓄電池にカーボンニュートラルの電気を蓄え、充電需要が高まる時間帯に充電を提供できます。また、Audi charging hub紀尾井町の屋上には、太陽光パネルを設置し、Audi charging hubの運営に必要な電気を補います。脱炭素に貢献しながら、電気自動車ユーザーにより高い利便性を提供します。
必要な時に短時間で。プレミアムな充電体験をすべてのBEVユーザーに提供
アウディは、この革新的なAudi charging hubでの充電体験をより多くのBEVユーザーに提供したいと考え、Audi charging hubをアウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェのBEVオーナー対象に提供するプレミアムチャージング アライアンス(PCA)のメンバー以外にも利用いただけるようにします。オープンを記念して、2024年4月26日から6月30日まで、全BEVユーザー*に急速充電30分無料体験キャンペーンを提供します。二次元コードを読み取り、必要情報を入力することで、1ユーザーにつき期間中最大2回まで、Audi charging hubの急速充電をご体験いただけます。
アウディとポルシェ、フォルクスワーゲン3ブランドのオーナーを対象としたPCAのメンバーには、Audi charging hub紀尾井町の1基2口をPCAメンバー専用基として設置し、優先的にご利用いただけます。今後、PCAメンバー向けには予約システムを導入し、待ち時間のないよりプレミアムなサービスを提供する予定です。なお、現在PCAメンバー数は6,000名を超え、PCAメンバー向け最大150kWの急速充電ネットワークは全国356拠点に拡大しています。
AUDI AG プレミアムチャージング担当シニアディレクター ラルフ ホルミッグ(Ralph Hollmig)は、次のように述べています。「電気自動車への移行において充電インフラは重要な成功要因であり、私たちはAudi charging hubにより、この課題を解決します。ニュルンベルグにある、アウディ初のAudi charging hubで充電するユーザーの約70%はリピーターで、これは時代の流れをとらえた、アウディのユニークなコンセプトが受け入れられているからであり、今後、日本の皆さんにも、このコンセプトに沿って作り上げられたAudi charging hub 紀尾井町で、その最新技術をご体験いただけるのを楽しみにしています」。
アウディ ジャパン ブランド ディレクター マティアス シェーパースは、次のように述べています。「アウディがグローバルで推進する電動化戦略の要の一つであるAudi charging hubを日本に導入することができ、大変うれしく思います。Audi charging hubの開設は、都市部の電気自動車に対する不安要素の解消に貢献したいという、アウディ ジャパンの電気自動車推進に対するコミットメントを表しています。紀尾井町は隙間時間に気軽に立ち寄れるロケーションにあり、充電時間には休憩したり、アウディの新型モデルを見ていただいたりしている間に充電が完了し、充電に費やしていた時間を最小限にし、有効活用できます。このプレミアム体験を、多くの皆様に実感いただきたいと思います」。
充電ネットワークとe-tronモデル双方の進化を遂行
急速充電の利点を最大限に活用するには、環境の整備と共に電気自動車側の進化も必要です。アウディが現在日本で販売しているAudi Q8 e-tron / Audi Q8 Sportback e-tron / Audi SQ8 Sportback e-tron / Audi e-tron GT quattro / Audi RS e-tron GTはすべて、150kWでの充電に対応したモデルです。150kWでの充電の場合、航続距離100km分の充電を、Audi Q8 e-tronなら約8.5分間、Audi e-tron GTなら約6.5分間で可能です**。また、アウディ ジャパンは、アウディ初の電気自動車Audi e-tronの充電能力を最大150kWに引き上げる急速充電レトロフィットキットを無償で装着するサービスも2023年に開始しました。e-tronシリーズのモデルと急速充電ネットワーク双方のイノベーションによって、アウディはこれからも自動車業界における革新のパイオニアとして、電気自動車の課題を解決し、脱炭素化の推進を続けてまいります。
なお、Audi charging hub 紀尾井町をご利用いただいた方を対象に、「Audi e-tronお乗り換えキャンペーン」も実施します。このキャンペーンは、Audi Q4 e-tron、Audi e-tron GT購入時の適用金利を店頭表示金利から1%引かせていただくもので、より手軽にAudi e-tron各モデルへの乗り換えが可能になります。
Audi charging hub 紀尾井町の概要
所在地 :東京都千代田区麹町5丁目7番15
運営時間:年中無休 24時間利用可能
利用方法:充電器に設置の二次元コードをPCAアプリまたはスマートフォンのカメラで読み取ることで利用可能
利用料金:PCA月額会員は75円/分、PCA都度会員は200円/分、一般利用は250円/分
急速充電30分無料体験キャンペーン:2024年4月26日から6月30日(1ユーザーにつき、期間中最大2回まで)
公式サイト:https://www.audi.jp/e-tron/charging/ach/
* 充電器は充電規格「CHAdeMO 2.0.1」に対応。CHAdeMOアダプターはご利用いただけません。
** Audi Q8 e-tronの必要充電時間は[正味電気容量:106.0kWh]と[一充電走行距離:501km(WLTCモード)]、Audi e-tron GTの必要充電時間は[正味電気容量:86.5kWh]と[一充電走行距離:534km(WLTCモード)]を基にした計算値です。実際の充電速度は、電池の温度や残量、充電器等に応じて異なります。