大阪高等学校主催の高大連携水域教育シンポジウムを開催 ~「本当にあった!めっちゃオモロイ“養殖”と“増殖”の世界」~
近畿大学
東京農業大学
近畿大学教授の家戸敬太郎と東京農業大学教授の千葉晋が、養殖研究の魅力と最前線の増殖研究について、会場での参加者とオンライン配信の視聴者にご紹介します。
■高大連携水域教育シンポジウム
「本当にあった!めっちゃオモロイ“養殖”と“増殖”の世界」
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【日 時】 5月25日(土)14:00~17:00 【場 所】 大阪高等学校 記念館講堂(大阪府大阪市東淀川区相川2-18−51)ほか 【対象者】 どなたでも参加可能 【参加方法】 ・会場で参加(以下フォームから事前申込) https://docs.google.com/forms/d/19kDEyQ2sNhdGAHWG8R-nXUy9agA3csg2MSokOpK94GU/ ・オンライン配信(以下より当日視聴可能) https://www.youtube.com/watch?v=TkOaV25XvDk 【第1部】公開シンポジウム 14:00- 挨拶 14:05- 講演① 近畿大学教授 家戸 敬太郎 「“養殖”の魅力について」 14:25- 講演② 東京農業大学教授 千葉 晋 「世界が注目する増殖研究の最前線!!」 14:45- トークセッション 「農学がつくる養殖と増殖の世界」 【第2部】質問・体験コーナー(複数企画を同時並行で実施) 15:00- 近畿大学・東京農業大学の「農学」を知る 15:00- 「本物を見る・聴くコーナー」 15:30- 「先生、もっと教えて!コーナー」 |
近畿大学水産研究所 教授 家戸 敬太郎 | |
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近畿大学農学部水産学科卒業、近畿大学大学院農学研究科修士課程修了「博士(農学)」。近畿大学水産研究所助手、講師、准教授を経て現職。近畿大学水産研究所白浜・富山実験場長を兼任。 マダイを中心とした海水養殖魚の品種改良や養魚用飼料の開発、クロマグロの種苗生産技術開発、マアナゴやアカムツなどの新養殖魚種の開発など、海水魚の養殖に関する実用的な研究を幅広く行っている。 |
【参考資料】近畿大学水産研究所 |
近畿大学水産研究所は、1948年に「海を耕す」の理念のもとに開設され、海水魚の養殖を中心に水産資源増進と持続的利用に寄与する技術開発に取り組んできました。世界初となるクロマグロの完全養殖、選抜育種による高成長養殖用品種の確率、交雑育種による有用な養殖品種の開発など、多くの魚種の高度で持続可能な養殖技術を開発するとともに、完全養殖技術により卵から育てた高品質な種苗(稚魚)を養殖業者に出荷して養殖産業にも貢献しています。また農学部水産学科の学生を対象に、実用的な養殖研究を指導しています。 動画では家戸が水産研究所の歩みや養殖ビジネスについて解説します。 |
水産増殖学研究室 教授 千葉 晋 | |
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東京農業大学 副学長。生物産業学部 海洋水産学科の水産増殖学研究室では生態系のバランスを意識した、持続可能な魚介類・藻類の増殖方法の確立を目指し、オホーツクで増殖の行われている魚種を対象に、より効率よく、より自然に調和した増殖方法の検討や生態の解明に取り組んでおり、生態系を考慮した水産増殖について研究を推進している。 |
【参考資料】千葉教授解説“ホタテ学” | |
2023年8月の中国による日本産水産物全面禁輸措置により大きな影響を受けている網走のホタテ漁業。北海道網走市にキャンパスを持つ東京農業大学の学生は「ホタテバイト」としてホタテ漁業を支えてきました。 動画では千葉がホタテガイの生態や増殖方法について解説します。 【動画はコチラ】 https://youtu.be/P05bLwx0tjw |
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■大阪高等学校
大阪高等学校は1927年(大正16年)に創立され、2027年には創立100周年を迎えます。本校の建学の精神は「全人教育」即ち、知育、徳育、体育のバランスのとれた教育です。大阪の地に、明るく元気で、何事にも一生懸命に取り組む生徒が集い、勉学に励んでいます。大阪高等学校の授業や行事、部活動、夏期講座、高大連携オホーツク学、CHOLAゼミ、ラボなど学校独自の多様な学びを通して、「主体的に行動する“オモロイ”18歳」の育成を目指しています。
■近畿大学
医学から芸術まで15学部49学科、西日本を中心に6つのキャンパスを持つ、国内有数の総合大学です。「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、「人に愛され、信頼され、尊敬される」人づくりを教育の目的として、1925年創立の大阪専門学校と、1943年創立の大阪理工科大学を母体として、1949年に設立。創設者・世耕弘一の「学びたい者に学ばせたい」という信念をもとに、すべての学部で「実学教育」を実践し、社会で役立つ人材を育成することを目指しています。
■東京農業大学
1891 年に榎本武揚公により私立徳川育英会育英黌として創設され、教育理念「実学主義」と建学の精神「人物を畑に還す」のもと、3キャンパス6 学部 23 学科 147 研究室を有する農学系総合大学に発展しました。北海道・網走から沖縄・宮古島まで全国に広がる農場・研究所等のフィールドや海外32か国・地域の44協定校との間で展開される教育研究により、農業、食料、環境、生命、健康、エネルギー、地域創生等の幅広い分野において、グリーンでウェルビーイングな社会の実現に資する人材育成を行っています。