日本製鉄 US スチール買収に関する米国以外の規制当局からの承認取得について ~買収完了に向けた大きな節目に~
また、英国競争当局からは、任意に提出した説明資料に関して追加質問がないことの確認を受けました。
US スチールの社長兼最高経営責任者(CEO)のデイビッド・ブリットは、次のように述べています。
「私たちは、今回規制当局からの承認を得られたことを嬉しく思います。これらの承認は、本買収が競争を促し、外国からの投資が戦略的価値を生み出すことを明確に示唆しています。US スチールは、日本製鉄とともに、より優れた技術と資源を備え、より競争的でより強い鉄鋼業を支える、世界トップレベルの鉄鋼メーカーとなります。本買収は、米国の鉄鋼業、米国の雇用、そして、中国に対抗する日米間の同盟の更なる強化のために最良の選択です。」
日本製鉄代表取締役副会長の森高弘は、次のように述べています。
「米国以外の全ての審査当局から、本買収の実行に必要な承認を取得したことは、本買収の完了に向けた大きな節目になると考えています。本買収が目指すのは、US スチールを支え、成長させることであり、本買収が、お客様、従業員、サプライヤー、地域コミュニティを含むすべてのステークホルダーに利益をもたらすことを確信しています。US スチールと日本製鉄は、これまで通り、関係当局の審査に全面的に協力し、強い決意で本買収を完了させてまいります。」
2024 年4 月12 日に開催されたUS スチールの臨時株主総会で、本買収は、US スチールの発行済普通株式総数の71%、出席議決権総数の99%という圧倒的多数で承認されました。今後、米国規制当局からの承認取得を含む前提条件が満たされることを前提として、2024 年(暦年)第3又は第4四半期に本買収が完了するものと考えています。
◆本買収に関する詳細は2023 年12 月18 日公表の資料を参照ください。
https://www.nipponsteel.com/common/secure/ir/library/pdf/20231218_100.pdf
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