同居していても約8割のパートナーは気づけていない!? 頭痛に振り回されて生活する頭痛もちの実態
《第2弾 頭痛もちに関する夫婦の実態調査》認識の違いはコミュニケーションギャップを埋めることで解決
大正製薬株式会社は、全国の頭痛もち1000人と頭痛もちではない1000人を対象に「頭痛もちに関する夫婦の実態調査」を行いました。頭痛もちとは、検査をしても頭痛を引き起こす病気が見つからないのに、慢性的な頭痛に悩まされている人のことで、日本全国に約4000万人(※1)いると推計されています。
前回の調査では頭痛もちではない人の約8割は、パートナーの痛みやつらさを「理解したい」と考えている一方で、頭痛もちの人の約2人に1人は「共有しない」とコミュニケーションギャップがあることが明らかになりました。今回は「頭痛」に関するコミュニケーションギャップによる、日ごろの生活への影響を調査しました。
頭痛もちでない人の8割が夫婦の生活リズムにズレはないと回答
一方で、頭痛もちの約2人に1人はズレを感じている
実際にどのような場面でズレがあるのか聞いたところ、頭痛もちの45.8%が頭痛により休日の過ごし方を変更したことがあると回答しました。また、一部回答では「デートの行き先や日時を変更した」「外出を中止して帰宅した」なども見られました。頭痛もちの約半数は頭痛により生活予定を変化せざるを得ないようです。一方で、頭痛もちでない人の約8割(77.1%)は、パートナーの頭痛が原因で休日の過ごし方を変更したことがないと回答しました。このことから、日ごろの生活において頭痛もちは頭痛が原因でやむなく自身の予定を変更していることや、パートナーとの予定を変更したいことを伝えられていないと言えるでしょう。こうしたコミュニケーションギャップがあることで、頭痛もちでない人はズレがあるとは思わず過ごしているのかもしれません。
生活リズムのズレに関する認識のギャップが起きる理由とは!?
新婚夫婦の約6割は「迷惑を掛けたくないと無理をしてしまう」
頭痛もちの想いは「本当は家事をしてほしい・・・」
本調査は、私たちが頭痛もちの皆さまにどのように寄り添うことができるのかを知るためのアクションとして取り組みました。
前回の調査では、頭痛もちの頭痛のつらさをお互いに理解し合うことは、たとえ理解し合いたい気持ちがあっても困難であることが見えてきました。だからこそ、パートナー、夫婦、家族が頭痛のつらさを理解するためにはコミュニケーションギャップを埋めることが重要であることがわかりました。
今回の調査では、夫婦間の頭痛に関するコミュニケーションギャップがあることで実際の夫婦生活においてギャップは起きていないのか調査しました。頭痛もちの人は頭痛によって生活リズムのズレを感じていたり、休日の過ごし方を変えたり、外出を中止して帰宅したりするなど、頭痛に振り回されながら生活していることが伺えます。また、なるべく迷惑をかけないように無理をして合わせている方も多く、パートナーから夫婦間で生活のズレが起きていることに気づかれにくい状況にあることも見えてきました。
夫婦生活に支障をきたさないためにも頭痛もちと頭痛もちでない人双方がコミュニケーションを取ることが重要であり、日々の生活においてもお互い理解を深め、サポートし合えることでよりよい関係が構築できるヒントになりそうです。
次回は頭痛もちと頭痛もちでない一般ご夫婦のリアルボイスに迫ります。
今後もナロンエースは、頭痛もちをはじめとする頭痛に悩む方の気持ちに寄り添えるよう、さまざまな取り組みを続けてまいります。
【第1弾 頭痛もちに関する夫婦の実態調査 調査結果サマリー】
頭痛の三大原因は、「天候の変化」・「睡眠不足」・「ストレス」。中でも、女性は天候の影響を受けやすい。
頭痛の対処法は、「頭痛薬」が約8割。約3人に1人が「痛みを我慢」している。
頭痛もちではない人の約8割は、パートナーの痛みやつらさを「理解したい」。
一方で、頭痛もちの人の約2人に1人は「共有しない」と回答。
結婚歴が長くなるほど、気づけなくなってしまう?新婚夫婦の約2人に1人が「言われなくても気づく」と回答。
(第1弾調査結果:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000143909.html)