【モンテール】草加市×つばさの森×モンテール×獨協大学×日本薬科大学  産学官福コラボプロジェクトに参画~草加市特産品、小松菜に着目したヘルシースイーツの開発に協力

株式会社モンテール

2024年11月2日(土)から、草加ふささら祭り・障害福祉サービス事業所「つばさの森」などで発売
~地域のつながりと、障がい者の働きがい向上を目指した産学官福コラボプロジェクト~

  草加市、社会福祉法人草加市社会福祉事業団、株式会社モンテール(埼玉県八潮市)、獨協大学(埼玉県草加市)、日本薬科大学(埼玉県北足立郡伊奈町)は、草加市にある障害福祉サービス事業所「つばさの森」が製造・販売する新商品を共同開発する「3Cプロジェクト」を2023年11月より実施。このプロジェクトで完成した「ゴロっとさつまいもの小松菜パウンドケーキ」など2品を、2024年11月2日(土)に開催される草加ふささら祭りから販売を開始し、つばさの森の他、両大学やモンテール直売店での販売を予定しています。

  草加市は2024年5月にSDGs未来都市に選出され、SDGsを推進しています。このプロジェクトは、SDGsの取組の一環で、様々な地域住民や多世代が繋がり合える社会の醸成、そしてつばさの森の利用者の方の働きがいや、施設の売り上げ向上にも貢献し、更なる自立を目的にした産学官福の連携事業です。今回は5者の強みを生かして、つばさの森が製造・販売する製菓をよりおいしくすること、またこのスイーツを通じて、地域とのつながりをより強くしていくことを目指しました。

  プロジェクトでは、現在つばさの森で販売している既存商品改良のための技術指導をモンテールが行った他、新たな取り組みとして5者共同で新商品を開発。新商品は、草加市の特産物の一つである小松菜に着目し、日本薬科大学が得意とする薬学や栄養学の視点から「健康的なスイーツ」を検討。学生からの意見を基にモンテールがレシピを考案し、つばさの森の利用者が製造を行います。また、獨協大学広告研究会のメンバーがパッケージや販促ツールの作成を行いました。学生の視点を取り入れ、若い世代の方にも楽しんで貰えるヘルシーなスイーツとして、そしてつばさの森の利用者が製菓づくりを通して、イキイキと働きがいを持てるような製造プロセスなども加味して商品化しました。
 

  「ゴロっとさつまいもの小松菜パウンドケーキ」「シャキッとりんごの小松菜パウンドケーキ」は小松菜をおいしく食べられるように、さつまいも・りんごをそれぞれ合わせました。しっとりとした食感の生地にさつまいもやりんごのダイスを入れ、食感の違いと贅沢感を演出しました。また健康視点をさらにプラスするため、牛乳やバターの代わりに豆乳と豆乳マーガリンを使用し、砂糖の一部をオリゴ糖に置き換えています。小松菜のほろ苦さと共に、ゴロゴロと入れたさつまいもやりんごの自然な甘さが楽しめるスイーツです。かわいらしい小さなパウンドケーキ型で、2層の色合いが楽しめるなど、若い年齢層の方にも喜んでもらえるよう見た目にもこだわりました。


《商品概要》
販売期間:2024年11月2日(土)~
販売価格:250円(税込)
販売先:障害福祉サービス事業所「つばさの森」/獨協大学構内(不定期)/ローソン日本薬科大学店
 モンテール直売店「モンテール スイーツストップ八潮店」(11月中旬頃からの販売を予定)
商品特徴
    ①小松菜を使用したヘルシースイーツ 
      ※原料に草加市産の小松菜は使用していません
    ②小松菜と合わせて、さつまいもやりんごの生地を入れ2層に。またダイスを入れ食感豊かに
    ③牛乳やバターの代わりに、豆乳・豆乳マーガリンを使用
    ④砂糖の一部をオリゴ糖へ置き換え

●「ゴロっとさつまいもの小松菜パウンドケーキ」
 
 小松菜生地と、さつまいも生地を2層にして焼き上げたパウンドケーキです。しっとりとした生地に、さつまいもダイスのほくっとした食感と自然な甘みが楽しめます。上にトッピングした黒ゴマがアクセントとなり香ばしさがふわっと広がる味わいです。
 

●「シャキッとりんごの小松菜パウンドケーキ」
 小松菜生地と、りんご生地を2層にして焼き上げたパウンドケーキです。りんごダイスのみずみずしく、シャキッとした食感が楽しめるケーキです。さわやかなりんごの風味がほろ苦い小松菜とマッチします。


《産学官福連携「3Cプロジェクト」について》
草加市障害福祉サービス事業所「つばさの森」の製菓をもっとおいしくし、これからも地域社会と共に歩み続けること、また働いている利用者のモチベーション向上や工賃アップ等、自立を目的にした、産学官福連携の取組です。製菓品質を一層向上させるため、現行品の「チェック(check)」、よりおいしくなる「改良(change)」、そして新しい事への「チャレンジ(challenge)」の頭文字を取った「3C」を継続的に行えるように、また「change」 の「g」を「c」に変えれば 「chance(チャンス)」になる、という新しい取組になるようにその意味を込めて「3Cプロジェクト」としました。


●草加市 3Cプロジェクト担当者からのコメント
つばさの森・モンテール・獨協大学・日本薬科大学の皆様と連携、協力し、つばさの森が製造・販売する新商品が完成したことを大変嬉しく思います。産学官福のそれぞれの立場がもつ優位性が、最大限発揮されたこのプロジェクトは、本市におけるSDGsの取組の先駆けになるものだと感じております。本プロジェクトで開発されたパウンドケーキにより、つばさの森の皆様をはじめ、草加市民、そしてより多くの方に喜んでいただければ幸いです。

●つばさの森 3Cプロジェクト担当者からのコメント
つばさの森のマドレーヌ製造は平成14年からスタートして今年で22年目を迎えました。今回初めてこのような機会をいただき、草加市・モンテール・獨協大学・日本薬科大学の皆様からのアイデアやアドバイスはとても新鮮で、多くの学びがありました。プロジェクトに参加いただいた皆様の思いと、つばさの森の利用者、担当者で真心こめて焼き上げたパウンドケーキを多くの方に食べていただければ幸いです。

●モンテール 3Cプロジェクト担当者からのコメント
つばさの森利用者の方の働きがいや、施設の売上向上に少しでもお役に立てれば嬉しいと今回参加させて貰いました。小松菜をどうおいしいスイーツとして表現するかの他にも、若年層の方にも喜んでもらえるような味わいと見た目、健康的な要素、そしてつばさの森の製菓づくり担当者の方の作業性など、様々な視点からレシピを検討しました。今回は、学生の皆様の若い視点や豊かな感性などから様々な意見をいただき大変参考になりました。出来上がった商品が多くの方に喜んでもらえ、それがひいてはつばさの森の利用者の皆さんや職員の皆様の喜びになってくれるととても嬉しいです。

●獨協大学の学生さんからのコメント
この度、パッケージデザインを担当させていただきました獨協大学2年、広告研究会の毛利太一です。草加市、つばさの森、モンテール、日本薬科大学の皆様との取組に参加し、貴重な体験をさせてもらいました。今回のデザインでは、商品の個性を際立たせるために、食材をデフォルメし、ビジュアルに落とし込むというアプローチを取りました。視覚的なインパクトを追求しながら、商品の魅力を直感的に伝えるデザインに仕上げました。草加ふささら祭りで、このデザインがどのように消費者の方に受け入れられるのか、反響を非常に楽しみにしています。

●日本薬科大学の学生さんからのコメント
草加市の特産品でもある「小松菜」をピックアップした今回の企画では、小松菜をベースにして「リンゴ」や「サツマイモ」を使ってモンテールのパティシエの方が試作した2種の焼き菓子を試食させてもらいました。「リンゴ」の商品は、リンゴの甘味や酸味と小松菜の苦味がマッチしており、「サツマイモ」の商品は、サツマイモが控え目で小松菜の存在感がありましたが、いずれも調和のとれた味わいでした。また、加えられているダイスの食感も楽しめました。つばさの森の利用者の皆様が手作りされ、草加市で開催される「ふささら祭り」で販売されることを楽しみにしております。


《草加市について》
草加市は、埼玉県の東南部に位置し、市域の南部を東京都足立区と接しています。水と緑に恵まれた中川、綾瀬川下流域に開けた人口約25万人の都市です。江戸時代、日光街道の2番目の宿場町として栄え、松尾芭蕉の紀行文「おくのほそ道」にもその名が登場しています。平成26年には、草加松原が国指定名勝「おくのほそ道の風景地」に指定されました。誰一人取り残さず豊かな未来を目指すというSDGsの理念のもと、「だれもが幸せなまち 草加」の実現を目指し、持続可能なまちづくりを進めています。

《社会福祉法人草加市社会福祉事業団、障害福祉サービス事業所「つばさの森」について》
草加市における社会福祉の増進に寄与することを目的として昭和63年12月に設立された法人です。地域共生社会を実現するため、総合的に専門的なサービスを提供することにより利用者が安心して利用できる安全な施設運営を目指しています。サービス理念である「あなたの笑顔が私たちのよろこびです。」を実現するため、7つの福祉施設、2つの相談支援事業所の運営を行っています。
その運営する施設の1つであるつばさの森では、知的障がいのある方を対象に社会参加、社会的自立に必要な知識や技術等を通所しながら習得することを目的とし、1人でも多くの方が「翼」をいっぱいに広げ社会に飛び立つよう日々支援をしています。

《株式会社モンテールについて》
 1954年(昭和29年)に創業したチルドスイーツのメーカーで、2024年に70周年を迎えます。草加市に隣接する八潮市に本社があり、『おやつの時間のワクワク』をお届けするため、おいしい・やさしい・たのしいスイーツづくりを行っており、シュークリームやロールケーキなどをスーパーマーケットやコンビニエンスストアなど全国で販売していています。なかでも、シュークリームとエクレアは人気の定番商品で、「牛乳と卵のカスタード&ホイップシュー」はチルドシュークリーム・エクレアカテゴリーでロングセラー売上No.1※1に選出されています。
※1 日経POSセレクション ロングセラー売上No.1<2013年1月-2022年12月>に選出

《獨協大学について》
日本が本格的に近代化へと歩み始めた1883年、明治を代表する啓蒙思想家で「日本近代哲学の父」とも言われた西周を初代校長に、獨協学園の母体となった獨逸学協会学校が創設されました。その系譜を受け継いで、獨協大学は哲学者、教育者である天野貞祐により1964年に創設され、2024年に創立60周年を迎えます。天野の言葉「大学は学問を通じての人間形成の場である」を建学理念とし、学問を媒介とした人間形成と獨協学園の伝統である実践的な語学教育により、国際社会に活躍しうる「独立の人格」を育成しています。

《日本薬科大学について》
西洋医学と東洋医学を融合した「統合医療の実現」を教育目標として掲げ、2つのキャンパス(さいたま、お茶の水)に2学科(薬学科、医療ビジネス薬科学科)を設置しています。2004年(平成16年)の開学以来、日本初の漢方薬学科(現在は漢方薬学コース)を設置するなど、健康や医療に関するリソースを活かし、「甘こうじ」(北西酒造と共同開発、日本初の大学発甘酒)、「森のサイダー きはだのにがみ」(秩父に自生するキハダ(黄檗)を使用)、ガールズケイリンコラボ フジパン「スナックサンド」(麹を使用したパン)等、学生と共同で地域・産学連携商品を次々と開発しています。得意とする漢方を身近に感じてもらえるような活動を積極的に展開しています。

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<報道関係者からのお問い合わせ先>
草加市 総合政策部総合政策課 048-922-0749(直通)
社会福祉法人草加市社会福祉事業団 048-930-0311
株式会社モンテール 広報チーム 048-994-2300
獨協大学エクステンションセンター 事務課 048-946-1662
日本薬科大学 地域連携室 048‐721-6249

<商品に関するお問い合わせ先>
草加市社会福祉事業団草加市障害福祉サービス事業所 つばさの森 048-935-5678 
商品紹介 | 草加市社会福祉事業団(社会福祉法人) (sswo.or.jp)
 

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