【ニュースレター】全社で顧客の“生の声”に触れ現場のモチベーション向上
~ファンミーティング「My Yamaha Motorcycle Day 2024」に3,000人超が来場し大盛況~
それらを通して笑顔の交流が広がった
お客さまとの「リアルな交流」に11部門が参加
「お客さまの笑顔に会いに行きませんか?」――。
今春、当社の社内ネットワークに、突然、こんなメッセージが掲載されました。仕掛けたのは、コーポレート品質統括部の土屋裕佳さんです。土屋さんらが発したのは、「My Yamaha Motorcycle Day 2024」への参加の呼びかけです。社内各部門に対し、「私たちの大切なお客さまとリアルな交流を楽しみながら、会場で皆さんのお仕事を紹介してみませんか?」「その経験は、きっと一人ひとりにとって大きな刺激やモチベーションとなるはずです」という趣旨の投げかけでした。
このメッセージに対する反響は、当初の想定をはるかに上回るものでした。「生産現場や開発部門など、日常の業務ではお客さまとの接点が希薄な職場からもたくさんの手が上がって、その数、じつに11部門。それぞれが工夫を凝らして企画や準備を進め、来場された皆さんに計13のコンテンツを楽しんでいただくことになりました」(土屋さん)。
ヤマハ発動機販売(株)の主催で2018年からスタートした同イベントは、日本全国、会場を変えながら、毎年3,000~5,000人ものヤマハオーナー&ヤマハファンが集まる人気の恒例行事です。今年は9月上旬に千葉県で開かれ、やはり3,000人を超える来場者で賑わいました。
「たくさんのシャワーを浴びて、私も元気になりました」と話す
VOCシャワーを浴びて「お客さま感覚」を磨く
お客さまの笑顔と触れ合うために、本社のある静岡県磐田市から駆けつけた社員は合計224人。会場では「どっちがお客さまで、どっちが社員かわからない」といった笑顔の交流があちらこちらに広がりました。そして、その両者をつなぐ役割を担ったのが、各部門によって用意されたユニークでレアな体験/展示コンテンツの数々でした。
たとえば、コミューター製品の開発を担うグループが会場に持ち込んだのは、「TRICITY300」のスタンディングアシスト機能と、電動トライアルバイク「TY-E 2.2」との“立ち比べ”。また、機能モジュールの開発部門では、ブレーキホースの種類で異なるコントロール性の体感という“細かすぎる対比”が人気を集めました。一方、北米市場向けの四輪バギーを開発するエンジニアは、「日本語でお客さまの感想を聞けたのは初めての経験。感激しました!」と、話してくれました。
「私たちが望んでいたのは、VOC(ボイス・オブ・カスタマー)、つまり顧客の声のシャワーを社員みんなで浴びることでした」と土屋さん。「それについてはもちろん期待以上の成果を得られましたし、来場された皆さんにも“もっとヤマハを好きになっていただく体験”を提供できたと感じています。特に嬉しかったのは、参加した社員のアンケートで、ほぼ全員が“これからの仕事に良い変化をもたらす”と回答したこと」と、お客さま感覚を磨く機会として、大きな手応えを感じているようです。
今年も約3,000人(約2,300台)のヤマハオーナーと、ヤマハファンが集まった
■My Yamaha Motorcycle Day 2024
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/event/motorcycleday/
■広報担当者より
イベントを準備したヤマハ発動機販売や当社の社員、そして協力企業や団体、ショップの皆さんだけでなく、もちろん参加されたお客さまにも高い評価をいただいた「My Yamaha Motorcycle Day 2024」。「毎回参加しているが楽しさは過去一!」、「メニューが多くて一日では楽しみきれなかった」など、たくさんのご感想をいただきました。また来年、お会いしましょう!