- JPドメイン名の登録数は177万件超、ドメイン名申請受付時の登録情報のチェック強化など -
株式会社日本レジストリサービス(以下JPRS、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 東田幸樹)は、本日、JPドメイン名の登録管理業務に関する2024年の年次報告書、『JPドメイン名レジストリレポート2024』を公開しました。
・JPドメイン名レジストリレポート2024(PDF)
https://jprs.co.jp/doc/report/registry-report-2024.pdf
本レポートは、インターネット社会の基盤を支える高い公益性と競争力が必要とされるドメイン名の登録管理業務について、JPドメイン名のレジストリ(登録管理組織)であるJPRSが、その活動内容を広く一般に公開することがインターネットの一層の健全な発展に資することになるとの考えに基づき、2004年より毎年公開しているものです。
JPドメイン名全体の登録数は、2025年1月1日付で177万8,823件となり、2024年1月1日時点と比較して2万2,716件の増加となりました。
JPRSは、JPドメイン名登録管理業務を含むサービス全体のコンセプトとして掲げる四つの柱である「信頼性」「安定性」「利便性」「経済性」について、それぞれのバランスを適切に保ちながら、それらをより高度なものにすることに努めています。2024年も、サービスの更なる改善はもちろん、国内外のイベントや会合への参加、ドメイン名やDNSに関する情報発信などインターネットの安定運用のための活動を継続すると共に、以下を始めとする取り組みを行いました。
【2024年の主な取り組み】
・JPドメイン名サービスの信頼性・利便性向上への取り組みとして、汎用JPドメイン名及び都道府県型JPドメイン名に関して、ドメイン名申請受付時の登録情報のチェックを強化
・不正行為に用いられるドメイン名への対応強化の一環として、インターネット上の子どもの性的虐待表現物の撲滅を目指して活動する英国の非営利団体「Internet Watch Foundation」に入会
・JP DNSの安定性・信頼性の更なる向上に向けた活動の一つとして、JP DNSのソフトウェアの多様性確保に向けた取り組みの実施
・WIDEプロジェクトとAPNICとの協力関係に基づき、Mルートサーバーの拠点を拡大
・インターネット教育支援を目的として制作したWebサイトを活用した小学校での出前授業や、ドメイン名やDNSの理解促進及び興味喚起を目的とした、大学での講座及びハンズオンの実施
・DNSソフトウェアの脆弱性に対する注意喚起や啓発といった情報発信活動
JPRSは、今後もネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献するため、よりよいサービスの提供に努めてまいります。
------------------------------------------------------------------------
■株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
https://jprs.co.jp/
ドメイン名の登録管理とドメインネームシステム(DNS)の運用を中心としたサービスを行う会社。2000年12月26日設立。JPRSはネットワークの基盤を支える企業として、インターネットの発展に寄与し、人と社会の豊かな未来を築くことに貢献することを企業理念として活動しています。
------------------------------------------------------------------------
■参考URL
『JPドメイン名レジストリレポート2024』公開のお知らせ
https://jprs.jp/whatsnew/notice/2025/20250327-registry-report.html
(2025年3月27日公開)
------------------------------------------------------------------------
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社日本レジストリサービス(JPRS)広報宣伝室
TEL: 03-5215-8451 FAX: 03-5215-8452
E-mail: press@jprs.co.jp
https://jprs.co.jp/
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-1千代田ファーストビル東館
------------------------------------------------------------------------