絶滅が危惧されていた希少植物「ガクタヌキマメ」を国内約半世紀ぶりに記録~八重山諸島の草地から有志研究チームが発見~



 「ガクタヌキマメ(Crotalaria calycina)」は、アフリカからアジア、オーストラリア北部にかけた熱帯地域の草地に分布するマメ科の多年生植物です。膨らんでいて毛深い萼(がく)と黄色い花が特徴です。本種は日本の八重山諸島石垣島と西表島を分布の北限としていましたが、本種の生息環境である草地は、日本国内の他地域と同様に、ここ100年ほどで八重山諸島からも急速に失われつつあり、本種の公の記録も47年前を最後に途絶えていました。しかし、今回、中央大学,東京農業大学,広島大学,京都大学,自然環境研究センターに所属するメンバーで構成された研究チームは、2024年に開始した石垣島・西表島の草地に生育する植物の網羅的な分布調査を通じて、石垣島の1ヶ所の草地でガクタヌキマメの生育を確認しました(図1)。この発見は、現地の植生と環境データと共に、日本熱帯生態学会が発行する英文誌『TROPICS』 Vol.34(1)に掲載予定です。




詳細は大学Webサイト(https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2025/04/79973/)をご覧ください。

▼本件に関する問い合わせ先
中央大学研究支援室
住所:東京都文京区春日1-13-27
TEL:03-3817-7423
FAX:03-3817-1677
メール:kkouhou-grp@g.chuo-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
中央大学
ホームページ
https://www.chuo-u.ac.jp/
代表者
河合 久
上場
非上場
所在地
〒192-0393 東京都八王子市東中野742-1

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所