商業施設、住宅(戸建・分譲マンション)、医療機関等からなる 大規模複合開発事業始動
- 三井不動産株式会社
- 2015年04月10日
- 13:20
神奈川県平塚市中心部 敷地面積約18.2ha
「(仮称)ららぽーと平塚」4 月10 日着工 2016 年秋開業予定
■ 三井不動産株式会社(所在:東京都中央区 代表取締役社長菰田正信、以下三井不動産)は、神奈川県平塚市の日産車体湘南工場第1 地区跡地を活用した大規模複合開発事業を推進しており、本日(4 月10 日)、商業地区にてリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)ららぽーと平塚」を着工しましたのでお知らせいたします。開業は2016 年秋を予定しています。また、三井不動産レジデンシャル株式会社(所在:東京都中央区 代表取締役社長藤林清隆、以下三井不動産レジデンシャル)は、住宅地区にて、戸建住宅と分譲マンションの開発を行います。
■ 当エリアは、JR 東海道線「平塚」駅から徒歩圏にあり、国道1 号・129 号などの主要幹線道路に近接しています。周辺には、平塚市役所、平塚市中央図書館、平塚市美術館、平塚市総合公園、馬入ふれあい公園など公共施設が多数あり、多くの人が集う、平塚駅前周辺と並んで街の中核エリアになります。当複合開発エリアは、三井不動産を施行者とする土地区画整理事業区域であり、道路や公園等の公共施設や再配置する宅地が一体的に整備されます。総敷地面積は約18.2ha、商業地区A・B、住宅地区A・B、医療・福祉地区、工業地区の全6 地区から構成される予定です。
■ 医療・福祉地区には、社会福祉法人恩賜財団済生会平塚病院(所在:神奈川県平塚市)が、事業者として進出することが内定しています。工業地区では、日産車体株式会社(所在:神奈川県平塚市)が、引き続き工場を操業いたします。
■ 当複合開発事業は、都市計画提案制度を活用し、新たな街の形成および緑豊かなネットワークづくり等の一翼を担うことを目的とした大規模土地利用転換の都市計画決定・変更が平塚市によりなされたことにより、推進されることになりました。三井不動産と三井不動産レジデンシャルは、各事業者と相互に連携を図りながら、計画を推進し、平塚の活気あるまちづくりに貢献してまいります。
■ リージョナル型ショッピングセンター「(仮称)ららぽーと平塚」について
◇ 当商業施設は、「地域密着・連携」「平塚の魅力発信」「環境共生」をテーマとし、幅広い世代のお客さまがあらゆるシーンで集える場所を目指します。
◇ 当商業施設は、約80,000 m2の敷地に、延床面積約166,000 m2、店舗面積約61,000 m2の3 階建て(店舗部分)の計画です。店舗数は約240 店、駐車場台数約3,500 台を予定しています。神奈川県内では「三井ショッピングパークららぽーと横浜」、「三井ショッピングパークラゾーナ川崎プラザ」、「(仮称)ららぽーと海老名」(2015 年秋開業予定)に続く4 施設目のリージョナル型ショッピングセンターになります。
◇ 主な特徴
<商業機能>
ファッション、雑貨、飲食、エンターテインメント施設など、話題性の高い店舗を揃え、お客さまがワンストップでショッピングを楽しめることはもちろんのこと、「人とコミュニティ」、「学びと遊び」、「健康とスポーツ」など様々な要素をつなぐ場所となって、人の交流をもたらすららぽーととなることを目指します。また、施設内各所に休憩スペースやキッズゾーンを設けるなど快適な空間づくりを目指します。
<施設デザイン>
デザインコンセプトは“Weave(織りなす)”とし、人、モノ、コトが集い、織りなす、新しい施設(空間)が誕生します。外観デザインには、「Weaving Canopy(ウィービングキャノピー)」を採用し、視覚的につながりを感じる建物を創り出します。色彩計画は、アースカラーとアクセントカラーを組合せ、当施設の視認性および認知度を高めるデザインとしています。モール内部デザインも建物やランドスケープ(外構)との調和を意識し、賑わいやワクワク感に加え、いつも来たくなるような居心地の良い空間をデザインします。
<環境対応>
電気と熱を同時に発生させ、エネルギーを有効に活用する「コージェネレーションシステム」を導入します。また、電気自動車充電ステーションを設置し、共用部の照明はLEDを採用するなど、環境に配慮します。
◇ 当商業施設の事業主体は、三井不動産が100%出資するヒラツカ特定目的会社です。当社は、ヒラツカ特定目的会社からデベロップメントマネジメント業務を受託し、建物竣工までデベロップマネージャーとして本事業を推進していきます。