神奈川大学の特許技術「三相乳化技術」は、従来の乳化方法に欠かせない界面活性剤の代わりに、柔らかい親水性ナノ粒子の物理的作用力(ファンデルワールス引力)を利用した新しい乳化法。これまで環境に優しいエマルション燃料や清涼飲料水、化粧品、スカルプケア商品、マーガリン、防バイ剤など、さまざまな分野においてその技術が応用されている。
【本件のポイント】
(1) 世界唯一!神奈川大学の特許技術「三相乳化技術※」の用途が拡大中
(2) 分野を限定せず、様々な業界の企業と連携し商品を開発
(3) 今後、新商品の展開を加速、商品開発コラボレーション企業をさらに募集!
神奈川大学はこの技術を利用した商品開発を行うにあたり、神奈川大学発のベンチャー企業である「未来環境テクノロジー株式会社」を通じて、今後も積極的に技術移転をする企業を募集していく。
[これまでに技術移転により、開発された商品の一例]
【化粧品】
日焼け止めクリーム、クレンジングミルク、保湿クリーム、シャンプー、コンディショナー
【飲食品】
飲料、マーガリン
【産業用薬品】
防バイ剤、抗菌剤
※三相乳化技術とは
(1) 1つのナノ粒子で多種の油剤を乳化できる
(2) 異種油剤エマルションの混合が可能
(3) 水で希釈してもエマルションを保持
(4) ドレッシングのような酸や塩の混じったものも乳化可能
(5) 乳化粒子の大きさにかかわらず安定
▼本件に関するお問い合わせ
神奈川大学 研究支援部産官学連携推進課
TEL: 045-481-5661(代表)
FAX: 045-481-2764
E-mail: sankangaku-renkei@kanagawa-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
http://www.u-presscenter.jp/