株式会社セブン銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松橋 正明)は、「セブン銀行アクセラレータープログラム2025」において、最終選考の結果、Dwilar, Inc(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州、代表取締役社長:中村 嘉孝)およびWAmazing株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤 史子)の2社を採択しましたので、お知らせいたします。
本プログラムは、セブン銀行と応募企業が、各々が持つ強みやアセットを掛け合わせ、新たなサービスを共創することを目的とした取組みです。
2016年の開始以来、今回で第8回目となる本プログラムでは、『お客さまの「あったらいいな」を超える未来を共に創る』をテーマに、Web3、教育、マーケティング、インバウンドなど、幅広い分野・業種の企業65社から応募いただきました。2025年3月から募集を開始し、約3カ月間でATMや金融の既成概念にとらわれないアイデアを持つ企業の皆さまと協業案の具体化を進めてきました。
今回採択された2社は、少子高齢化による高度外国人材(高度な専門的知識や技術を持つ外国人)受け入れの推進を背景に、年々増加する日本に居住される外国籍の方に加え、観光立国日本に訪れる多くの観光客への課題解決に特化した革新性の高い提案内容でした。今後、セブン銀行との協業を通じて、従来の発想を超えた新たな社会インフラの形が実現することを期待しています。
セブン銀行はこれまでも、ATM・コンタクトセンターにおける多言語対応や海外発行カードの取扱い、ATMでの口座開設など、外国籍のお客さまに向けたサービス展開に積極的に取り組んでまいりました。
今回採択された2社との協業を通じて、外国籍のお客さまの多様なニーズに応える新しい価値を提供し、さらなる進化を遂げた社会インフラの構築を目指します。
当社は、これからも“お客さまの「あったらいいな」を超えて、日常の未来を生みだし続ける。”というパーパスの実現に向けて、お客さまの生活に寄り添う、独創的な新しい価値づくりへ挑戦してまいります。
【ご参考】
セブン銀行アクセラレータープログラム
https://www.sevenbank.co.jp/oos/adv/tmp_251.html
【採択企業のご紹介】
■Dwilar, Inc様
(主な事業内容と強み)
外国人向け与信判定AI SaaSを日米で展開。42カ国の与信情報機関・オープンバンキングシステムとの連携により、外国人の母国での与信情報を活用した審査を可能にし、外国人の移住先での生活基盤構築をサポート。AI Agent機能を活用した、煩雑なプロセスの自動化が強み。
◆Dwilar, Inc 代表取締役社長 中村様からのコメント
約3カ月間の共創期間を経て、今回、正式に協業パートナーとして採択をいただけたことを大変嬉しく思います。日本は欧米圏に比べると拡大する外国人流入数に対して、十分なサービス提供が行えていない国の一つです。そんな中でATM口座開設を含む先進的な取組みで外国人向け金融市場を切り拓かれているセブン銀行様との協業は我々が長く切望をしていた夢の一つでした。まずは日本で、将来的には米国も含む様々な国と地域で、お客さまの「あったらいいな」を一緒に実現していくことが出来ましたら幸いです。
■WAmazing株式会社 様
(主な事業内容と強み)
インバウンド観光客向けに、多言語対応の観光プラットフォームを提供。無料SIMカード配布、アクティビティ予約、観光ガイド、消費税免税ECといったワンストップサービスを展開。60万人以上のインバウンド会員と地域観光活性化への貢献が強み。
◆WAmazing株式会社 代表取締役 加藤様からのコメント
このたびはセブン銀行アクセラレータープログラムに採択いただき、大変光栄です。「あったらいいな」をインバウンドにも。WAmazingの会員基盤とセブン銀行ATMを活用し、日本旅行中の通信環境や日本円の確保といった訪日外国人の課題を解決、さらなる情報提供・体験価値創出につなげてまいります。
以上