フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔、以下「freee」)は、社会福祉法人檸檬会(本社:和歌山県紀の川市、理事長:前田効多郎、以下「檸檬会」)のfreee支出管理 経費精算Plusの活用事例を公開したことをお知らせします。
■急激な施設増設と従業員増加により、現場と本部の双方の経費精算の業務負担が深刻化
檸檬会は、障がい福祉事業をはじめ、地域社会に必要とされる多様なサービスを展開し、福祉の新たな形を追求しています。「ソーシャルインクルージョンの実現」をビジョンとして掲げ、全国に84の施設を運営しており、毎年施設の数が増え続けています。急成長の一方で、各施設には専任の事務員が配置されておらず、施設長などの現場統括担当者が本来業務の合間に事務処理を行う必要があり、本部でも10名の職員が約2,000人分もの経費精算業務を抱えるという状況でした。また、経理が専門ではない施設長が仕訳処理を行うため、不備が発生した際の修正対応において本部と現場の双方に多大な労力と精神的負担が生じていました。
■アプリで完結するマニュアルフリーな経費精算でパソコンを持たない職員も処理が可能に
取引先の金融機関からfreee支出管理 経費精算Plusを紹介され、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応機能に魅力を感じたことが、導入検討のきっかけとなりました。現場には高齢の職員も多く、「これ以上のシステム導入は避けてほしい」という声が多数寄せられていました。そこで、財務経理部の10名のメンバーで複数のシステムのデモを「現場の負担をいかに減らすか」という観点で比較検討を進めました。その結果、マニュアルなしでも直感的に操作できたのはfreee支出管理 経費精算Plusだけでした。また、保育園や障がい福祉関連施設の職員の中にはパソコンを所持していない職員も多いため、スマートフォンのアプリのみで処理を完結できる点が法人のニーズと合致しました。マニュアルの読み込みが苦手な職員でも、画面を見ただけで操作方法を理解できるfreee支出管理 経費精算Plusのユーザーインターフェースは、大きな利点だと実感しております。
■施設長の事務作業をほぼゼロに、法人全体で1,280時間の工数削減を実現
freeeの担当者のアドバイスに基づき、本部からのサポートが容易な近隣施設から段階的に導入を進めました。この方法により、現場の混乱を最小限に抑えつつ、本部側も新システムへの習熟を図ることができました。施設長の事務作業については、年間60時間以上を要していた業務が確認と承認作業のみとなり、法人全体で1,280時間の工数削減を実現しました。freee支出管理 経費精算 Plusの導入後は、職員からのシステムに関する問い合わせもほとんど発生せず、順調に浸透し活用されています。法人として経理システムの本格的な導入は初めての試みでしたが、現在では98%の施設で導入が完了しており安定した運用を実現しています。freeeによるシステム導入サポートがDX推進の鍵となりました。
■社会福祉法人 檸檬会 会社概要
会社名:社会福祉法人 檸檬会
代表者:理事長 前田効多郎
設立日:2007年2月14日
所在地:和歌山県紀の川市古和田240
https://global.lemonkai.or.jp/
■フリー株式会社 会社概要
会社名:フリー株式会社
代表者:CEO 佐々木大輔
設立日:2012年7月9日
所在地:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
https://corp.freee.co.jp/
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