大規模ネットワークの統合管理や柔軟なITインフラの構成変更を支えるAlliedWare Plusの新バージョンを提供開始 ~ AMF PLUSコントローラーの新規ライセンス販売も併せて開始 ~

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、2025年8月21日より、当社ネットワーク機器のOS「AlliedWare Plus」向けファームウェア「Ver.5.5.5-1.1」のダウンロード提供を当社ウェブサイトにて開始いたします。
本バージョンでは、一部製品の機能拡張を実施しており、関連するライセンスの販売も同日より開始いたします。

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今回のファームウェアバージョンアップで実施した主なエンハンスは下記の通りです。

■ 大規模ネットワークの階層的な統合管理に対応し、運用効率を向上:AT-SBx908 GEN3
<AMF PLUSコントローラーに対応>

アドバンスド・レイヤー3 モジュラー・スイッチAT-SBx908 GEN3が、当社独自のネットワーク運用管理ソリューション「AMF PLUS」の中核機能である「AMF PLUSコントローラー」機能に対応しました。
本機能は、複数のAMF PLUSマスター機を統合管理し、広域・多拠点ネットワークの一元管理を可能とします。このことで、複雑化するネットワーク環境でも、効率的かつ堅牢な運用を可能にします。
※ご利用には今回新規リリースとなるライセンス(例:AT-SBx9G3-APC60-1Y-2025)が必要です。

<400G対応で次世代の高速通信基盤への対応が可能に>
オプション品
なお、AT-SBx908 GEN3は先般リリースされた拡張モジュール「AT-XEM3-2DQ」やQSFP-DDモジュール「AT-QSFPDD-1CU」により400Gbpsインターフェースの利用が可能になりました。
これにより、次世代の高速通信基盤に一層柔軟に対応できるようになります。

※拡張モジュールはこちらのリストからご確認いただけます。
https://www.allied-telesis.co.jp/p-material/datasheet/SBx908GEN3-d.pdf#page=7


■ 柔軟なネットワーク構成や時刻同期などに対応:x540Lシリーズ
<AMF PLUSとAWCの管理台数配分を柔軟に変更可能に>

レイヤー3の10Gギガビット・インテリジェント・スタッカブルスイッチであるx540Lシリーズで管理可能なAMF PLUSメンバーのスイッチとAWC対応の無線LANアクセスポイントの台数が合計100台までの中で、例えばスイッチを20台でアクセスポイントを80台といったように、用途に応じて自由に配分できるようになりました。これにより、ネットワーク構成の変更や柔軟な拡張を支援します。
※ご利用には別途ライセンス(例:AT-SW-APM10-7Y-2022、AT-SW-WL10-7Y-2020)が必要です。

■ 管理機能・通信効率・高温環境対応で、より多様な環境に対応:AT-ARX200S-GTX
<最大50台のアクセスポイント管理が可能に>

10Gインターフェース対応のスタンダードVPNアクセスルーター AT-ARX200S-GTXが、新規ライセンスのリリースにより、最大50台の無線LANアクセスポイントの管理に対応しました。これにより、オフィスや施設内における柔軟で広範囲な無線LAN環境の構築を支援します。
※ご利用には今回新規リリースとなるライセンス(例:AT-RT-WL10ADD-1Y-2024)が必要です。

<PIM-SSM対応で、効率的なマルチキャスト通信が可能に>
同製品が特定の送信元からのマルチキャスト通信を効率的に行うPIM-SSM(Source-Specific Multicast)に対応しました。これにより、例えば映像配信や会議システムなどで、帯域を無駄にせず安定したネットワーク通信とパフォーマンスの向上を支援します。

<高温環境でも安定稼働を実現>
今回のファームウェアから最大60℃までの動作温度に対応しました。高温になりやすい屋内設備や空調が制限された環境でも安定した動作を実現し、設置場所の選択肢を広げることで、さまざまな環境でより柔軟なシステム設計を支援します。(※1)

■ 法人向け無線ルーターの認証と制御を強化:AT-TQRシリーズ
<安全なRADIUS認証通信が可能に>

法人向けの無線LANルーターであるAT-TQRシリーズが、認証情報を暗号化して安全に送信するRadSec(RADIUS over TLS)に対応しました。本対応により、サテライトオフィスや小売店舗などの小規模ネットワークからの拠点間やクラウドへの接続でも、認証情報の漏えいリスクを抑えた安全な通信環境を支援します。

■ 新規ライセンスについて
今回のAlliedWare Plusのファームウェアバージョンアップに伴い、対応する新ライセンスも同時にリリースします。
製品名 価格(税込)    概要
AT-SBx9G3-APC60-1Y-2025        ¥2,640,000 複数のAMF PLUSマスターを統合管理するAMF PLUSコントローラー機能に対応するライセンス。
(60マスター 1年)
AT-RT-WL10ADD-1Y-2024 ¥15,400 AT-ARX200S-GTX用無線LANコントローラー追加ライセンス(10AP 1年)
※このほかにもご利用可能期間として5年間(5Y)や7年間(7Y)、更新用のライセンスなどもご用意しています。

●バージョンアップ概要
今回のバージョンアップで追加・拡張したその他の機能やサポート範囲などの詳細については、こちらのリリースノートをご覧ください。https://www.allied-telesis.co.jp/support/
バージョン名:AlliedWare Plus Ver.5.5.5-1.1、Device GUI Ver.2.21.0、AT-NFV-APL Series用パッケージバージョン Ver.1.14.1、AT-AR4000S-Cloud Ver.5.5.5-1.1

(※1)今回のファームウェアバージョン5.5.5-1.1以降での動作時温度です。本バージョン以前のバージョンでは0~50℃となります。防水・防塵には非対応。

注)AT-NFV-APL Series用パッケージバージョン Ver.1.14.1、AT-AR4000S-Cloud Ver.5.5.5-1.1は、8月下旬のリリースを予定しています。
注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。


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<<製品に関するお問合せ先>>
E-mail:info@allied-telesis.co.jp
URL:https://www.allied-telesis.co.jp/
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<< ニュースリリースに対するお問合せ先>>
アライドテレシス株式会社 マーケティングコミュニケーション部
E-mail: pr_mktg@allied-telesis.co.jp
TEL:03-5437-6042 URL:https://www.allied-telesis.co.jp/
アライドテレシス株式会社 東京都品川区西五反田7-21-11第2TOCビル

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この企業の情報

組織名
アライドテレシスホールディングス株式会社
ホームページ
https://www.at-global.com/
代表者
サチエ オオシマ
資本金
1,001,900 万円
上場
東証スタンダード
所在地
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-21-11 第2TOC ビル
連絡先
03-5437-6000

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