【すみだ水族館】今年も小笠原諸島からやってくる アオウミガメの赤ちゃん2頭を9月13日(土)より公開

成長した「ハート」と「ロック」は故郷の海へ

すみだ水族館(所在地:東京都墨田区、館長:川角 類)は、2025年9月13日(土)より、小笠原諸島生まれのアオウミガメの赤ちゃん2頭を、5階「オガサワラベース」の水槽にて一般公開しますのでお知らせします。
もうすぐ小笠原の海に還るハート(左)とロック(右)(2025年9月1日撮影)

当館は、2012年の開業時より東京都小笠原村と提携し、絶滅危惧種であるアオウミガメの保全活動に参画しています。その一環として、小笠原諸島で生まれたアオウミガメの赤ちゃんを約1年間当館で大切に育て、外敵に襲われにくい大きさまで成長させたのち、故郷の海へ還す活動を続けています。

2024年9月から展示してきた「ハート」と「ロック」※1の2頭は、それぞれ「ハート」が甲長7.2cmから18.9cm、「ロック」が7.3cmから19cmに成長しました。2頭は2025年9月6日(土)をもって公開を終了し、9月9日(火)に飼育スタッフが小笠原村の浜辺から海に還します。そのようすは、当館公式YouTubeで生配信します。

そして、今年新たに小笠原村からお預かりする赤ちゃん2頭は、9月13日(土)より、5階「オガサワラベース」の水槽で展示を開始します。水槽では、ゴハンを食べるようすや元気に泳ぐようすを間近に観察できます。また、付近には、甲長・体重の測定データや成長グラフを掲示し、約1年間その成長を見守っていただきます。

公開初日の午前9時10分頃からは、2頭が初めて水槽に入る「お披露目会」を実施し、小笠原村の小学生が考えた2頭の名前を発表します。さらに、公開を記念した有料プログラム「ようこそアオウミガメの赤ちゃん」や、無料ワークショップ「ウミガメウォッチ」を開催します。

すみだ水族館は、未来の地球にバトンをつなぐサステナビリティ活動「AQTION!(アクション)※2」を推進しています。今後も、アオウミガメをはじめとする小笠原のいきものの情報を館内展示や公式SNSで紹介し、小笠原諸島の豊かな自然や保全活動を知っていただく機会を提供してまいります。

※1 2024年9月12日付リリース:アオウミガメの赤ちゃんを9月14日より一般公開(https://www.sumida-aquarium.com/news/details/4733.html
※2 2021年12月20日付リリース:未来の地球にバトンをつなぐ、サステナビリティ推進プロジェクト「AQTION!(アクション)」(https://www.sumida-aquarium.com/news/details/3469.html



1. お預かり中のアオウミガメ「ハート」と「ロック」について
■「ハート」と「ロック」

2024年8月5日(月)に小笠原諸島で生まれたアオウミガメのきょうだいです。2024年9月14日(土)からすみだ水族館で公開を開始し、約1年間多くのお客さまに成長を見守っていただきました。名前は、2024年度の小笠原村立小笠原小学校5年生によって「伝えたい小笠原の魅力」をテーマに、父島にある観光名所「千尋岩(愛称:ハートロック)」から名付けられました。
すみだ水族館で公開開始する頃のハート(左)とロック(右)(2024年9月10日撮影)

■「ハート」と「ロック」の公開終了と小笠原の海への返還
約1年間すみだ水族館で暮らした「ハート」と「ロック」は、2025年9月6日(土)に公開を終了し、約24時間の航海を経て9月9日(火)に小笠原の海に返還されます。2頭は、成長を見守ってきた飼育スタッフの手で小笠原村の浜辺から海へ還されます。海に還るようすは、すみだ水族館公式YouTubeで生配信します。

当館公式YouTube(https://www.youtube.com/@SumidaAquarium/streams

すみだ水族館での公開終了:2025年9月6日(土)午後9時
小笠原の海へ還る日時:2025年9月9日(火)午前9時45分~(予定)
※ YouTube生配信は、9月9日(火)午前9時45分開始予定。配信の時間や内容は、天候や「ハート」と「ロック」の体調、通信環境により変更となる場合があります。配信状況は当館公式X(https://x.com/Sumida_Aquarium)にてお知らせします。

2. 新たに公開するアオウミガメの赤ちゃんについて
今年小笠原諸島で生まれたアオウミガメの赤ちゃん2頭を迎え、約1年間「オガサワラベース」の水槽で公開します。甲長約7~8cmの赤ちゃんが1年でどのように育つかを、館内掲示の成長記録とあわせて観察いただけます。

展示期間:2025年9月13日(土)~2026年8月下旬(予定)
展示場所:5階 小笠原エリア内「オガサワラベース」
※ 1日3回ゴハンの時間があります。間近でゴハンを食べるようすを観察できます(時間は非公表です)。
※ いきものの体調などにより展示内容は予告なく変更する場合があります。


■「お披露目会」を開催
赤ちゃん2頭が初めてすみだ水族館の水槽に入るようすをご覧いただく、「お披露目会」を開催します。お披露目会では、飼育スタッフによる保全活動の説明、赤ちゃん2頭の計測を実施します。また、小笠原村立小笠原小学校5年生が考えた2頭の名前を発表します。
昨年のお披露目会のようす

開催日時:2025年9月13日(土)午前9時10分~9時35分
開催場所:5階 小笠原エリア内「オガサワラベース」アオウミガメ水槽前
参加費:無料※ 水族館入場料別。
参加方法:ご参加希望の方は「オガサワラベース」にお集まりください。
※ いきものの体調などにより内容を予告なく変更する場合があります。

3. 有料プログラム「ようこそアオウミガメの赤ちゃん」の開催
「ハート」と「ロック」が海に還る映像を見ながら、飼育スタッフの解説とともに2頭の1年間の成長を振り返るプログラムです。開業時から続けている小笠原村との保全活動についても紹介します。少人数制のため、飼育スタッフへ気軽に質問できます。保全活動に関心のある方や、「ハート」と「ロック」の成長を見守ってくださった方におすすめです。

開催日時:2025年9月13日(土)午前9時45分~10時15分
開催場所:5階小笠原エリア内「オガサワラベース」特設スペース
対象:定員10名/先着申し込み順
参加費:1,000円※ 水族館入場料別。
参加方法:販売サイト(https://www.asoview.com/channel/ticket/Pwzf74k1E8/ticket0000043609/)より事前お申し込み
募集開始:9月3日(水)正午

4. ワークショップ「ウミガメウォッチ」の開催
ふ化したばかりのアオウミガメの赤ちゃんを等身大のクラフトで作るワークショップです。腕時計のように腕につけ、水槽にいる赤ちゃんたちと大きさを見比べることができます。
ウミガメウォッチ(イメージ)

開催期間:2025年9月13日(土)~9月30日(火)
開催場所:5階「アクアアカデミー」
開催時間:平日/午前11時~午後4時(最終受付:午後3時30分)
     土日祝/午前10時~午後5時(最終受付:午後4時30分)
参加費:無料※ 水族館入場料別。
参加方法:当日「アクアアカデミー」にて受付
※ 9月13日(土)~9月15日(月)の3日間、同時開催中のワークショップ「きんぎょ色あわせ」はお休みとなります。

5. 未来の地球をつくっていく活動「AQTION!(アクション)」
すみだ水族館・京都水族館から発信する、未来の地球をつくる活動です。水族館のアクションであり、みんなのアクションにつなげたいとの思いを込めて、「AQUARIUMからはじまるACTION」という意味で、「AQTION!」と称しています。

多彩ないきものの生活に触れ、間近に感じることができる水族館が、地球環境やいのちの大切さを思うきっかけとなり、未来を創造する子どもたちのチカラを育むことを目指しています。小笠原村との取り組みも、この「AQTION!」の活動のひとつです。
AQTION!ロゴ

■すみだ水族館「AQTION!」公式ウェブサイト
https://www.sumida-aquarium.com/aqtion/

<アオウミガメの赤ちゃんの保全活動ついて>
2011年6月に世界自然遺産に登録された小笠原諸島は、国内最大のアオウミガメの産卵地であり、現地ではさまざまな保全の取り組みが行われています。すみだ水族館は小笠原村の活動に賛同し、お客さまにアオウミガメの赤ちゃんのかわいらしい姿や成長の過程、希少性をお伝えするため、約1年間お預かりして育て、小笠原の海へ放流する活動※3に参画しています。お預かり中のアオウミガメは、すみだ水族館内5階「オガサワラベース」でお客さまに公開しています。「オガサワラベース」は2024年に「第18回キッズデザイン賞※4」を受賞しました。小さなお子さまでもさまざまな角度からアオウミガメの姿を観察いただけます。

※3 小笠原村が所有する小笠原海洋センターでウミガメの保全活動を行っている認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャーが主催する、ウミガメジョイントブリーディングプログラム。
※4 特定非営利活動法人キッズデザイン協議会が、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・サービス・空間・活動・研究などを顕彰するもの。参考:KIDS DESIGN AWARD公式サイト 受賞作品検索 すみだ水族館「オガサワラベース」(https://kidsdesignaward.jp/search/detail_240053


<アオウミガメについて>
アオウミガメは、国際自然保護連合(IUCN)および環境省により絶滅危惧種としてレッドリストに登録されています。小さい頃は雑食性ですが、大きくなると主に海藻や海草を食べ、甲羅の大きさが最大約100cm、体重が約200kgまで成長します。毎年春から夏にかけて浜辺で産卵し、約2カ月後にふ化します。一度に100個以上の卵を産みますが、1年以上生きられるものはごくわずかで、成熟するまでには約40年かかると言われています。

※すみだ水族館はオリックスグループです。
本件に関するお問合わせ先
すみだ水族館 企画広報チーム 山口・坪井・須藤
TEL:03-5619-1284 MAIL:press-sumida@orix-aqua.co.jp

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この企業の情報

組織名
オリックス株式会社
ホームページ
https://www.orix.co.jp/grp/
代表者
井上 亮
資本金
311,765,400 万円
上場
(旧)東証1部
所在地
〒105-5135 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易センタービル南館37F
連絡先
03-3435-3000

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