【京都橘大学】勇気を持って行動に移すために ― BLS(心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置)の定着支援 『忘れた頃に ― PUSHスキルチェック』が新たに始動



 京都橘大学(京都市山科区、学長:岡田知弘)では、2025年9月24日(水)からキャンパス内にて心肺蘇生講習『忘れた頃に-PUSHスキルチェック』を学生・教職員対象に実施しています。
 本学では、正しい心肺蘇生の方法を身に付け、緊急時の対応能力を高めることを目的に、毎年4月に新入生全員を対象とした救命講習を実施しています。JRC蘇生ガイドライン2020※では、一次救命処置の技能は3~12か月以内に低下するとされており、頻回の再訓練が推奨されています。こうした背景を踏まえ、知識と技術の定着及び実践力向上に向け、『PUSHスキルチェック』講習を後期授業の開始に合わせて実施することとしました。





 本講習では本学医務室に常勤の看護師がインストラクターとなり、胸骨圧迫とAEDの適切な使用方法を実践します。キャンパス内のオープンスペースを会場とすることで、救急現場を想定した実践経験を積み、有事の際に冷静に対応する力を養います。
 バイスタンダー(救命現場に居合わせた人)による一次救命処置は、傷病者の救命率や社会復帰率の向上に重要な役割を占めており、いざという時に実践できる知識と技術、心構えが求められます。今回実施するPUSHスキルチェックを通じて、いつ遭遇するか分からない非常時に、救える命を救うため勇気を持って行動する力を身につける機会にしたいと考えています。


※日本蘇生協議会(Japan Resuscitation Council:JRC)が発表している蘇生ガイドライン


【忘れた頃に ― PUSHスキルチェック 実施概要】
実施日程:2025年9月24日(水) ~ 9月30日(火) 各日 12:35~13:20に開催 ※土日は除く
実施場所:京都橘大学 アカデミックリンクス1階
対象者 :本学学生、教職員
実施方法:1回5~10分程度のPUSHスキルチェックを実施(終了次第、次の参加者に交代する形式)
実施内容:心肺蘇生(胸骨圧迫)の実技練習、AEDの使用体験



【講習実施担当者のコメント】


■健康科学部 救急救命学科 教授 関根 和弘(救急救命学科長)
 本学では、学生が社会において遭遇し得る救急現場に備え、確実に一次救命処置を実践できる力を養うことを重視しています。 『PUSHスキルチェック』講習は、知識と技術の定着を促進し、実践力を高めることを目的として企画しました。本講習を今後継続していくことは、いざという時に冷静かつ的確に対応できる人材の育成に資するものと考えています。


■学生健康支援・相談センター/医務室 加藤 ゆかり(看護師)
 本学では2024年度より新入生全員を対象に心肺蘇生講習『たちばなPUSH講習会』を実施しています。救命現場に偶然居合わせる可能性は誰にでもあります。本学の学生においても、社会に出てからそのような場面に遭遇し、一次救命処置を行う機会がきっとあります。その時に、「やったことがある、できる」と自信を持ち、勇気を奮って行動できるように、このたび『PUSHスキルチェック』講習を開催することにしました。本講習を通じて、一次救命の知識と技術の定着を後押しすることができればと考えています。




▼本件に関する問い合わせ先
京都橘大学 企画部 広報課
住所:〒607-8175 京都市山科区大宅山田町34
TEL:075-574-4112
FAX:075-574-4151
メール:pub@tachibana-u.ac.jp


【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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組織名
京都橘大学
ホームページ
https://www.tachibana-u.ac.jp/
代表者
岡田 知弘
上場
非上場
所在地
〒607-8153 京都府京都市山科区大宅山田町34 

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