紀文では1994年から「家庭の鍋料理調査」を開始。以来、対象エリアや調査規模を変えながら毎年実施してきました。この「紀文・主要7地域 家庭の鍋料理調査」は、主要7地域(北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・広島県・福岡県)の20代~50代以上の主婦1,400人を対象に2007年から実施しているものです。
前編では「紀文・主要7地域 家庭の鍋料理調査」の調査結果をお届けします。
紀文・主要7地域 家庭の鍋料理調査2025
調査日程:2025年8月18日(月)~8月20日(水)
調査手法:インターネットによる自宅回答
調査対象:20代~50代以上の既婚女性1,400人
北海道200人、宮城県200人、東京都200人、愛知県200人
大阪府200人、広島県200人、福岡県200人
(各20代50人、30代50人、40代50人、50代以上50人)
調査機関:株式会社マクロミルおよび株式会社紀文食品 |
ここではその中から抜粋して、家庭の鍋料理に関する調査をお送りします。
昨年の秋冬(主に令和6年9月から令和7年2月の間)にご家庭で食べた鍋料理について聞いたところ、56.8%の方が「おでん」を食べたと回答し、最もよく食べられた鍋として27年連続で1位を獲得しました。2位「キムチ鍋」以降の割合は連なっている一方、「おでん」は2位と10%以上の差をつけています。
エリア別でみても、すべての地域で「おでん」がトップとなっています。
鍋は「家族と食べる」食べ物
忙しい令和の食卓 貴重な家族団らんの時間を彩る鍋料理 |
昨年の秋冬(主に令和6年9月から令和7年2月の間)におでん以外の鍋料理とおでん、それぞれ誰と一緒に食べたかについて聞いたところ、おでん以外の鍋料理は95.3%、おでんは98.1%の人が「家族と一緒に食べた」と回答しました。
共働き世帯が増え、家族そろった食事が貴重な時間へと変わっていく中でも、鍋料理は家族そろったときに食べるメニューとして親しまれているのかもしれません。