グループ3 社のビル運営管理スタッフのユニフォームを一新
- 三井不動産株式会社
- 2015年06月30日
- 16:58
「ビル運営管理の見える化」 利用者に安心感と快適さを
三井不動産グループは、7 月1 日よりグループ3 社におけるオフィスビルの運営管理スタッフ約5,000人のユニフォームを統一デザインとし、リニューアルいたします。当グループは、ビル運営管理をより身近なものとし、三井不動産のビルで働く方々や来館される方々に安心・安全・快適さを感じていただくため「ビル運営管理の見える化」を推進しており、本件は、本年1 月の霞が関ビルディングにおける防災センターの見える化リニューアルに続く第2弾の取り組みとなります。
今回、三井不動産ビルマネジメント、三井不動産ファシリティーズの設備および清掃スタッフ、ならびに有事の際の三井不動産運営管理担当者が着用するユニフォームを統一するとともに、清潔感、頼もしさ・誠実さなどを意識し、従来と比べデザイン性の高いものとしました。これにより、グループ3社一体となった組織力の強化、ビル運営管理の見える化が図られ、さらなる信頼感、安心・安全の醸成につながると考えます。また、スタッフ一人一人が仕事に誇りを持って生き生きと取り組み、ビル運営管理のクオティがより一層向上すること、さらにはビル運営管理のイメージアップにつながり、各社のリクルーティングにも寄与することを期待しています。
ユニフォームの素材は、東レ株式会社が製造する部分植物由来ポリエステル繊維“エコディア(R)PET”で、植物由来成分が約30%含まれる合成繊維です。環境への配慮と着用快適性を両立させた素材として、スポーツウェア分野などでも実用化が進んでいます。当社は、人と地球がともに豊かになる社会をめざし、グループビジョンに「&ERATH 」を掲げ、地球環境保全への貢献を掲げていることから、環境に配慮する当素材をビル運営管理分野として初めて採用いたしました。
今後も、三井不動産のビルに集うすべての人とそのご家族、企業、地域の皆様に高い持続性と大きな安心を提供するため「その先の、オフィスへ」をスローガンに、既成のオフィスビルの概念を超えて新たな付加価値を生み出す『三井のオフィス』を提供してまいります。
<素材について>
・東レ株式会社が製造する、廃棄物系バイオマス(サトウキビ廃糖蜜)を再資源化してつくる植物由来エチレングリコールと通常の石油由来テレフタル酸を重合・溶融紡糸した植物由来成分約30%の部分植物由来ポリエステル繊維“エコディア(R)PET”を使用しています。
・“エコディア(R)PET”を使用した本ユニフォームは、2013 年 4 月から適用開始されている世界初の政府
グリーン調達基準(グリーン購入法 “BIO-PET(バイオペット)”基準)に適合しており、資源有効利
用促進法の再生資源や食品リサイクル法の食品循環資源である廃棄物系バイオマス(サトウキビ廃糖
蜜)を粗原料とするサステナビリティを追求するユニフォームです。
<デザインについて>
・白と紺を基調としたデザイン
清潔感を表す白、頼もしさ・誠実さを表す紺を基調とし、平時のホスピタリティ、有事の頼もしさを感じさせるデザインとしました。
・トリプルライン
三井不動産グループのブランドカラーである「赤」と「青」、環境への取組を表す「 」の「緑」の三色をあしらったラインをユニフォームにとりいれました。トリプルラインの「三」は「三井」の「三」でもあります。
・ディティールのこだわり
(1)清掃スタッフのポロシャツは襟をボタンダウンにしてきっちり感を演出
(2)清掃スタッフのエプロンにウエストバックを取り付けることができるよう工夫など細部に配慮したデザインです。
(3)安全視認性を考慮し、設備スタッフのユニフォームには反射材のパイピングを施し、暗所での作業時に視認性を高めました。