昭和女子大学(東京都世田谷区/学長:坂東眞理子)のプロジェクトチーム「輝け☆健康「美」プロジェクト」学生が、日本KFCホールディングスグループの日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社(本社:東京都渋谷区、以下:日本KFC)と共同で、ケンタッキーフライドチキン(以下:KFC)が販売するスイーツ「Krushers(クラッシャーズ)」の新しいフレーバーを開発した。10~20歳代の女性をターゲットとする和風の黒蜜きなこ味で、価格は税込350円。KFC東京都内5店舗(三軒茶屋店、渋谷道玄坂店、新宿店、新宿南口店、新宿西口店)で、7月23日(木)から発売する。
このコラボレーション企画は、20代前半の女性の意見と、学生らしい自由な発想を生かした新商品開発を目的に昭和女子大学と日本KFCが共同でスタート。第1弾として、5月には持ち帰り専門店「KFC鶏から亭」の弁当メニュー「美食(びしょく)唐揚げ弁当」を開発し、5月22日に発売した。
その第2弾として、KFCで販売するスイーツ「Krushers(クラッシャーズ)」の新しいフレーバーを開発。学生は自分たちや同年代の女性が、休日のカフェタイムなどに好んで和風スイーツを食べていることに着目。20代前半の女性の好みの味をヒントに、和風味を中心に試行錯誤を重ね、「和」の材料を生かせるフレーバーとして「Krushers さくプル黒蜜きなこ」を完成させた。黒糖ゼリーのぷるっとした食感と、コーンフレークのサクサクとした食感の両方が楽しめて、後味はさっぱり、最後にかける黒蜜が、日本ならではの蜜ときなことの相性の良さを引き出す、という暑い夏にピッタリの新フレーバーに仕上がった。
今回のプロジェクトは同大の学生10名が、「KFC(Krushers)チーム」と「鶏から亭チーム」の2チームに分かれ、2014年の冬からKFCの商品開発担当者と開発を始めた。生活科学部健康デザイン学科の3・4年生5名からなる「KFC(Krushers)チーム」はKFCのテストキッチンに集まり、KFC開発担当者からフレーバーや食感に関する基礎知識を学び、自分たちの目指す味に近づけるために何度も試作を繰り返し、商品を提案。商品化に至った。
日本KFC近藤社長も出席した商品化の最終選考会議では、チームメンバーが日頃の女子大生の行動や好みをヒントに商品を開発したことをプレゼンテーションした。試食タイムは緊張した様子でどのような感想が出てくるか見守り「おいしい!商品化しよう」と社長からの言葉が発せられると、メンバー全員がはじけた笑顔になった。
選考会議終了後には共同開発の締めくくりとして、新メニュー商品化の感謝を込めてKFCから修了証が渡された。
●昭和女子大学生活科学部健康デザイン学科・管理栄養学科
輝け☆健康「美」プロジェクト サイト
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