新日鉄住金 出光興産(株)、中国電力(株)との豪州ボガブライ石炭鉱山 拡張工事完了

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各社豪州現地法人3社は今後、同鉱山で生産する石炭の高品位化と製鉄用原料炭の増産を推進

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:月岡 隆)、中国電力株式会社(本社:広島県広島市、取締役社長:苅田 知英)、新日鐵住金株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:進藤孝生)の各豪州現地法人が共同で権益を保有する豪州ボガブライ石炭鉱山の拡張工事がこのたび完了し、本日、竣工式を行いましたのでお知らせします。各豪州現地法人3社は今後、同鉱山で生産する石炭の高品位化と製鉄用原料炭の増産を進めていきます。

豪州ボガブライ石炭鉱山は豪州ニューサウスウェールズ州に位置し、2006年の操業開始以来、高発熱量で低硫黄・低灰分の高品位炭を生産してきました(2014年生産量実績558万トン)。
同鉱山では2012年に生産設備の拡張工事を開始し、新たに選炭機の導入や、鉄道積込設備、貯炭場等の建設を進めてきており、このたび、これらの工事が完了したことから、本日、竣工式を行いました。
今後は、これらの設備を活用して、生産する石炭の更なる高品位化および製鉄用原料炭の増産を開始し、今後20年以上にわたり年間約700万トン(生産量比で2014年実績の約2割増)の石炭生産を計画しています。
石炭は、供給の安定性と優れた経済性から、国の長期エネルギー需給見通しにおいて、 今後もエネルギーミックスの重要な役割を担うエネルギー源と位置付けられています。3社は、製鉄用および発電用として、環境特性に優れた同鉱山の石炭を長期にわたり安定的に供給することで、製鉄業をはじめとしたアジア地域の産業の持続的な成長と日本のエネルギー・セキュリティに貢献してまいります。


<参考>
【ボガブライ鉱山の概要】
(1)所在地:豪州ニューサウスウェールズ州
(2)操業会社:ボガブライ・コール・オペレーションズ社(Boggabri Coal Operations Pty Ltd.)
(3)生産開始:2006年
(4)鉱区面積:約3,872ヘクタール
(5)採掘方法:トラック・アンド・ショベル法による露天掘り
(6)石炭品位:瀝青炭(燃料用一般炭および製鉄用原料炭)
(7)生産量:558万トン/年(2014年)
(8)特徴:高発熱量・低硫黄・低灰分で、かつ原料炭特性(粘結性)を有する石炭
(9)権益比率:ボガブライ・コール社(出光興産 関係会社)80%
       中国電力・オーストラリア・リソーシズ社(中国電力 関係会社)10%
       NS・ボガブライ社(新日鐵住金 関係会社)10%
以上


~ お問い合わせ先 ~
出光興産株式会社 広報CSR室広報課 TEL:03-3213-3115
中国電力株式会社 広報部門報道担当 TEL:082-544-2846
新日鐵住金株式会社 総務部広報センター TEL:03-6867-2146

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組織名
日本製鉄株式会社
ホームページ
http://www.nipponsteel.com
代表者
橋本 英二
資本金
41,952,497 万円
上場
(旧)東証1部,名証1部,札証,福証
所在地
〒100-8071 東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内パークビルディング
連絡先
03-6867-4111

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